自転車がすぐ倒れる…そんなお悩みに。倒れにくい自転車スタンドの選び方とおすすめ3選

自転車を立てかけておいて、ちょっとした風や揺れで倒れてしまったこと、ありませんか?
今回は、実際にお客様からいただいたご相談をもとに、より安定性に優れたサイクルスタンドをご紹介します。
・強風や地面の傾斜で自転車が倒れて困っている
・屋外設置に適した安定感のあるスタンドを探している
・子ども用や通勤用など、自転車を安全に保管したい
きっかけは、こんなお問い合わせから
「以前、他の店舗で独立型スタンドを購入したのですが、庭に設置してハンドルを揺らしただけで自転車が倒れてしまい返品しました。強風でも倒れにくいスタンドを探しています。」
確かに、自転車ラックは何を重視するかが明確でないと、購入後に「思っていたのとは違った…」ということにもつながりかねません。
自転車の倒れやすさは、実はスタンドの形状やホールド箇所によって大きく変わります。
今回ご相談をいただいたお客様が以前購入された独立型のスタンドは、「前輪をスタンドに乗せるタイプ」の商品でした。
前輪をしっかりとホールドするような形状ではなかったため、自転車を揺らすと倒れてしまった、というわけです。
もちろん揺らし方の程度にもよるとは思いますが、お客様が自転車スタンドに求めていたものとは、少しずれがあったようです。
倒れにくい自転車スタンドの選び方とおすすめ3選
ここからは、実際にご提案した商品の中から、屋外使用に適した安定性重視のスタンドをご紹介します。
今回ご提案するにあたって重視したポイントは、「前輪のホールド点数が多いもの(またはホールド部が大きいもの)」「重心が低いもの」といった点です。
先ほどのように、前輪を乗せるだけでは安定性が低いため、前輪をしっかり包み込んでくれる構造や、風の影響を受けにくくなるように前輪が地面からなるべく離れない設計を意識しています。
では早速ご紹介。
【ダイケン】独立式スタンド CS-G型(スタンド低)
前輪を「正面+下側」の2点でしっかりホールドする構造。前輪を深く差し込む仕様になっており、揺れや傾きに強くなっています。
スタンドの高さは高いタイプと低いタイプがありますが、連続して設置しない場合は、より安定性の高い「スタンド低」タイプがおすすめ。
【ダイケン】独立式スタンド CS-GU型(スタンド低)
先ほどご紹介したCS-G型と基本構造は同じで、こちらはステンレス製。耐候性を求める方や、長期使用を前提にしたい方におすすめです。
【SDW】サイクルスタンド ディーナクリップ
こちらも前輪を正面と下側の2点でホールドするタイプで、ステンレス製のため屋外環境に強い仕様です。ご購入者様からは、「駐車場が傾斜地で、強風のたびに自転車が倒れていましたが、こちらを設置してからは一度も倒れていません」といったお声もいただいております。
※ご紹介したいずれの自転車スタンドも「アンカー固定」が必要となっています。設置を検討している場所が砂利や芝の上の場合はアンカーが効かない為設置が出来ません。その場合は、自重で支える「ベースタイプ」の自転車スタンドをご検討下さい。
でも、台風の日は「倒しておく」が正解かも?
ここまで読んでいただいた方に補足しておきたいのが、どれだけスタンドの安定感が高くても、台風や突風などの自然現象には完全に耐えられるものではないという点です。
「倒れにくい」=「絶対に倒れない」ではないことは、ぜひご認識ください。
強風時のおすすめ対策
- あらかじめ自転車を横に倒しておく
- 車庫や壁際など風が当たりにくい場所に避難させる
- 屋外の備品(スタンド含む)も飛散防止のため固定 or 屋内保管
自転車スタンドがあるからといって、「台風でも大丈夫」と安心してしまうと、予期せずスタンドや自転車が破損する恐れもあります。
スタンド選びも大切ですが、事前の備えも同じくらい大切です。
まとめ|「倒れにくさ」は構造と使い方のバランスで
今回は、実際のお問い合わせをもとに「強風に配慮したサイクルスタンド」を3つご紹介しました。(1つは材質違いだったような気もしますが(笑))
構造的に安定性の高いスタンドを選ぶことで、普段使いにおける転倒リスクは大きく軽減できます。ただし、自然の力には限界がありますので、「倒れにくさ+事前対策」をセットで考えるのがおすすめです。
今回ご紹介した自転車スタンドの中で、「これなら安心して使えそう」と思える一台が見つかれば嬉しいです。
気になる方は、ぜひ商品ページもチェックしてみてくださいね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。
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