埋め込みポストのリフォームを考えている方へ!選び方と施工のコツをご紹介

埋め込みポストのリフォームをお考えの方に

先日お客様から、今ついている埋め込みポストをリフォームしたいけど、いい商品はないか?というご相談を頂きました。

埋め込みポストは壁に埋め込んでいるので、リフォームするとなると難しいという印象を受けると思います。

ですが、条件が合えば、埋め込みポストも意外と簡単にリフォームができます。

こちらのお客様にはパナソニックさんの「ユニサス(ブロックタイプ)」をおすすめさせて頂きました。

そこで、今回は埋め込みポストのリフォームをする際の条件と、リフォームにおすすめの埋め込みポスト「【パナソニック】サインポスト UNISUS(ユニサス)ブロックタイプ」をご紹介させて頂きます。

■本記事はこんな方におすすめ
・埋め込みポストのリフォームをお考えの方

なぜ「ユニサス(ブロックタイプ)」をおすすめしたか。

ユニサス(ブロックタイプ)をご紹介させて頂く前に、冒頭の「条件」と、なぜユニサスをご案内させて頂くに至ったかをご説明させて頂きます。

埋め込みポストのリフォームが簡単に出来る条件とは?

埋め込みポストは、「埋め込みポスト(ブロックタイプ)」と「口金ポスト」と形状によって分ける事が出来ます。

こちらについては、以前のブログで詳しくご紹介させて頂いています。
前回のブログはこちら▼

ブロックタイプは、名前の通り、ブロック塀に使用されることが多い「幅400×高さ200mm」のコンクリートブロックの規格に合わせたサイズの埋め込みポストです。

ブロックのサイズについて

ブロック塀の施工中に、ブロックの代わりにポストをはめ込む施工方法となります。

埋め込みポストのイメージ

一方、口金ポストは、投函口のみが正面から見える形状で、ポストのボックス部は正面からは見えない構造になっています。

そのため、施工時にブロックの一部を口金部分の形状に合わせてカットする必要があります。

口金ポストのイメージ

以上から、埋め込みポストのリフォームが簡単にできるかどうかの条件は「幅400mmのブロック型」か、そうではないかという基準となります。

ブロックの幅が400mmより大きい場合や、口金ポストが付いている場合は、リフォームにブロック工事が必要となります。

また、埋め込みポストの上下左右の仕上げ状態に目地(モルタル)が無い場合は、塗装や吹付仕上げになっていると思います。

この場合、ポストを取り外す際に仕上げ部分が割れたり、剥がれ落ちる可能性があるため、施工が難しくなることにご注意ください。

ユニサス(ブロックタイプ)をおすすめさせて頂いた理由について

まず、提案の前に現状ついている埋め込みポストについてお客様にお伺いしたところ、どうやら1986年に松下電工(現パナソニック)から発売された「ニューM型」が付いているようでした。

松下電工ニューM型 カタログ抜粋

なぜ、ニュー型M型という考えに至ったかというと、お客様の話では「牛乳ビンを受け取るスペースがある」・「高さが390mm位」ということから、条件に合うものと言えばこれかな?という流れです。(違ってたらすいません。)

このニューM型は、コンクリートブロック2個分の高さと、幅390mmという設定から、先ほどのブロックタイプの埋め込みポストとなっています。

今回ご提案させて頂いた「【パナソニック】サインポスト UNISUS(ユニサス)ブロックタイプ」の2段ブロック用は幅385×高さ385mmと、元からついているポストよりも5mmづつ小さく設計されているので、取り替えが簡単に出来るようになっています。

ユニサスブロックタイプのサイズについてブロック1段用の高さの画像。2段用の場合は高さが倍のイメージ。

既存のポストと同じサイズのものに交換する場合、古いポストを撤去した後に新しいポストを設置する際に穴を広げる必要があるため、その点に配慮されているのはありがたいですね。

ユニサス(ブロックタイプ)の注意点

そんなリフォームにオススメのユニサス(ブロックタイプ)ですが、商品選定にはややクセがあります。

というのも、「色々オプションになっていて何が必要かわかりにくい。」という問題があります。

ユニサスブロックタイプ2Bサイズの化粧パネルについて

リフォームに対応させようとすると、様々なシチュエーションが想定されるため、どうしてもオプションが多くなります。

そのため、「どれを選んだらいいかわからない」という事態が発生してしまいます。

冒頭のお客様とのやり取りも、お電話ということもあって、なかなか必要なオプションのお伝えにお時間を頂いてしまいました。

オプションの選定にお悩みのお客様はお気兼ねなくお問い合わせ下さい。

なお、パナソニックさんでは、ユニサスの施工手順や施工前の確認事項をまとめた動画が用意されています。この動画をご覧いただくことで、交換作業のイメージがかなりつかみやすくなると思いますので、併せてご覧ください。

サインポスト ユニサス 施工手順【全編】(5分49秒)
まとめ

埋め込みポストのリフォームは、条件次第で思ったよりも簡単に行えることがあります。

本記事では、リフォームの際のポイントやおすすめの商品について詳しくご紹介させて頂きました。

埋め込みポストの交換をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

本記事がお客様のポスト選びの参考になれば幸いです。

それでは最後までご覧頂きありがとうございました。

今回ご紹介した商品
CTBR762【パナソニック】サインポスト UNISUS(ユニサス)ブロックタイプ 2Bサイズ
CTBR761【パナソニック】サインポスト UNISUS(ユニサス)ブロックタイプ 1Bサイズ

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