建築・建材展大阪2026 オンリーワンクラブブースレポート!「パーチェ900」「ジラーレ レイン」「コブル」を深掘り

建築・建材展大阪2026 オンリーワンクラブブースレポート!「パーチェ」「ジラーレ レイン」「コブル」を深掘り

建築・建材展大阪2026のオンリーワンクラブブースでは、表札や照明、車止め、水まわり商品、プランターなど、屋外空間に関わる商品が幅広く展示されていました。

前回の記事では、その中から担当者の方に詳しく話を聞くことができた、車止めの「フルートシリーズ」を紹介しました。


今回はその続編として、同じく開発背景や特徴について話を伺うことができた、樹脂製大型パン「パーチェ900」、屋外用オーバーヘッドシャワー「ジラーレ レイン」、ベンチプランター「コブル」の3商品を紹介します。

どの商品も見た目だけで目を引きますが、実際に話を聞いてみると、素材や大きさ、構造にはそれぞれきちんとした理由がありました。

カタログだけでは分かりにくい部分も含めて紹介していきます。

■本記事はこんな方におすすめ
・建築・建材展大阪2026のオンリーワンクラブブースの展示内容が気になる方
・屋外の水まわり商品や大型プランターを探している方
・パーチェ、ジラーレ レイン、コブルの特徴や開発背景を知りたい方
大型犬にも対応する樹脂製大型パン「パーチェ900」

今回、最初に紹介するのが、樹脂製のフタが特徴的な大型パン「パーチェ900」です。

戸建住宅を設計する設計士からの評判がよく、ペット向け施設での使用も想定されています。

この商品が開発された背景には、犬がステンレス製のパンに乗ってくれないという話があったそうです。

担当者の方によると、ステンレス製のパンを用意しても、犬が警戒して中へ入らないことがあるとのことでした。

金属の冷たさが嫌なのか、爪が当たる音が気になるのか、それとも滑りやすそうに見えるのか。

犬に聞くことはできませんが、何かしら警戒する理由があるのでしょう。

そこで素材を樹脂に変え、犬が乗りやすい商品として開発されたそうです。

大型犬が乗れるサイズを想定

市場にはさまざまな水受けパンがありますが、パーチェは一般的な商品と比べても、かなり大きなサイズです。

当初から大型にしようと考えていたというより、設計する際に「もっと大きくしてほしい」という要望を受けて、このサイズになったそうです。

大型犬でも中へ入れる大きさを想定しているため、散歩から帰った後に足を洗ったり、ペット用品をまとめて洗ったりする場所として使いやすそうです。

住宅の外水栓も、じょうろやバケツへ水を入れるだけではなく、屋外の洗い場として使われる機会が増えています。

特に犬と暮らしている家庭では、小さなパンでは犬の足を洗いにくかったり、水が周囲へ飛び散ったりすることもあると思います。

パーチェは、見た目を優先して作られたというより、実際の使い方から必要な大きさや素材を考えた商品という印象を受けました。

2025年に発売された商品ですが、オンリーワンクラブのサプライヤー賞を受賞するほど評価されているそうです。

2026年新商品「ジラーレ レイン」

オーバーヘッドシャワー「ジラーレ レイン」は、2026年に新発売された商品です。

国内で生産されており、大型のオーバーヘッドシャワーを備えています。

屋外で頭上からシャワーを浴びられるため、プールサイドやサウナ施設、宿泊施設、海辺の住宅などに設置すると雰囲気が出そうです。

見た目のインパクトもありますが、上部のシャワーヘッドを動かせる点も特徴です。

設置場所や使用する人に合わせて、シャワーが当たる向きを調整できます。

使用後に配管内の水を排出

オーバーヘッド部分を保護するため、使用後はディスチャージバルブから、上部の立ち上がり管内に残った水を排出する構造になっています。

水を抜くことで、シャワーヘッド側の内部配管に水が残りにくくなり、凍結を防ぎやすくしています。

ただし、すべての配管から完全に水がなくなるわけではありません。

地面から立ち上がっているパイプ部分には水が残るため、メーカー仕様では寒冷地への設置は不可となっています。

シャワー上部の水を排出できると聞くと、寒い地域でも使えそうに感じますが、全国どこでも設置できる商品ではないということです。

採用する際は、商品のデザインだけで判断せず、設置地域が対応しているか確認する必要があります。

石のように見えて軽いプランター「コブル」シリーズ

「コブル」は、FRPと自然の石粒を組み合わせて作られた、オリジナルデザインのプランターです。

自然の石粒とFRPを混ぜて製作されているため、見た目には自然石のような重さと質感があります。

ですがFRPも使用しているので外観から想像するほど重くありません。

カタログではコベルベンチプランター(上記写真の商品)の重量は33kgとなっているので、成人男性なら持てないこともない重量といったところでしょうか。

天然石だけで同じ大きさのプランターを作れば、かなりの重量になると思います。

輸送するだけでも大変ですし、現場へ運び込んだ後の設置や移動も簡単ではありません。

コブルは、自然石らしい見た目を残しながら、FRPによって現場で扱いやすい仕様となっています。

売れすぎて在庫不足が課題?

コブルシリーズは人気が高く、展示会では商品を紹介しているものの、在庫を十分に用意できないほど売れているそうです。

一度の輸入で入荷できる数は、ベンチプランタータイプで40個程度とのことでした。

入ってくる数に限りがあるため、注文が重なると、次回入荷を待たなければならない場合があります。

せっかく展示会で紹介しても、すぐに出荷できる商品がないというのは、販売する側としては悩ましいところだと思います。

ただ、それだけ注文が集まっている商品ともいえます。

コブルを検討する場合は、使用時期が決まってから確認するのではなく、早めに在庫と納期を確認しておいた方がよさそうです。

2026年夏にプランター専用サイトを公開予定

オンリーワンクラブでは、プランターも多数取り扱っています。

ただ、紙のカタログには掲載できるページ数に限りがあるため、すべての商品を紹介しきれないという課題があるそうです。

そこで、2026年夏にはプランター専用サイトの公開を予定しているとのことでした。

新しいサイトには、プランターだけでなく、人工植物も掲載される予定です。

人工植物は、これまでのカタログ紙面ではほとんど紹介されていなかったと思います。

プランターと人工植物をまとめて探せるようになれば、植栽の管理が難しい場所や、室内外の装飾を考えている方にも使いやすくなりそうです。

プランターとセットで購入したい方にとっては、選べる商品が増える朗報ではないでしょうか。

商業施設やホテル、集合住宅などで、植栽を含めた空間提案を行う方にとっても、便利なサイトになりそうです。

まとめ

今回は、建築・建材展大阪2026のオンリーワンクラブブースで詳しく話を聞くことができた商品の中から、「パーチェ900」「ジラーレ レイン」「コブル」を紹介しました。

パーチェ900は、犬がステンレス製のパンを警戒して乗ってくれないという話をきっかけに、素材や大きさが考えられた商品でした。

展示会で実物を見ると、一般的な水受けパンよりかなり大きく感じましたが、大型犬の足を洗うことまで考えると、この大きさにも理由があることが分かります。

ジラーレ レインは、大型のシャワーヘッドが目を引く商品です。

見た目のインパクトだけでなく、使用後に上部配管の水を排出する構造や、寒冷地では設置できないという注意点まで聞くことができました。

コブルについては、写真だけを見ると重そうな自然石のプランターに見えます。

ところが、実際にはFRPを使うことで重さを抑えており、見た目と現場での扱いやすさを両立していました。

一度の輸入数が限られており、展示会で紹介していても在庫が足りないほど売れているという話も印象に残っています。

カタログを見るだけでも、商品のサイズや材質、価格は確認できます。

ただ、なぜ樹脂で作られたのか、なぜこの大きさになったのか、実際にどのような場所で使われているのかまでは、紙面だけでは分からないこともあります。

今回も担当者の方から直接話を聞くことで、商品を見るときの印象がかなり変わりました。

前回紹介したフルートシリーズとあわせて、今後の商品ページ作りや、お客様へご案内する際に生かしていきたいと思います。

それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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