ホテル・レストラン・ショーin関西2026で聞いた、屋外で過ごす価値。ケイ.ラウコードの新提案

ホテル・レストラン・ショーin関西2026で聞いた、屋外で過ごす価値。ケイ.ラウコードの新提案

ホテル・レストラン・ショー/FOODEX JAPAN in 関西2026の会場で、かじ新のブースを訪問してきました!

以前参加したホテル・レストラン・ショーin関西2024の記事はこちら▼

今回もお話を伺ったのは、当ブログではおなじみの鍛治谷社長です。
いつもご協力いただき、ありがとうございます!

これまでにも鍛治谷社長には、商品や素材についていろいろとお話を聞いてきました。

今回特に印象に残ったのは、単に屋外用家具を販売するのではなく、屋外で過ごすこと自体の価値を伝えようとしていることでした。

■本記事はこんな方におすすめ
・ホテルやレストランなどの施設関係者
・ウッドデッキやテラスをもっと活用したいと考えている方
「Only Outdoor Shows You More」に込められた意味

今回、ケイ.ラウコードをまだ知らない方にもブランドの考え方が伝わるように、新たなキャッチフレーズを作成したとのことでした。

Only Outdoor Shows You More

直訳するだけでは少し意味をつかみにくい言葉ですが、鍛治谷社長によると、

自然と共生するアウトドアの生活が、日常に新しい価値や豊かな体験をもたらすこと

を表現した言葉とのことです。

日本では、海外と比べて、屋外で食事をしたり、ゆっくり過ごしたりする文化や経験がまだ浅い傾向があります。

そのため、「屋外に出ることで、今まで気付かなかったものが見えてくる」という意味を込めて、「You More」という表現を使っているそうです。

日本の暮らしは、どうしても室内が中心になりがちです。

しかし、同じコーヒーを飲む時間でも、室内とテラスでは感じ方が変わります。

風や光、気温、木々の揺れる音など、屋外に出たからこそ感じられるものがあるからです。

屋外で耳を澄ませるから聞こえる「バードサウンズ」

その考え方は、「バードサウンズ」という商品の名前にも表れています。

鳥の声は、室内にいるだけでは意識して聞くことが少ないものです。

屋外へ出て、少し静かに耳を澄ませてみることで、初めて身近な鳥の声に気付くことがあります。

単に椅子やテーブルを屋外に置くだけでなく、その場所で何を感じ、どのように過ごすか。

かじ新が提案しているのは、家具そのものだけではなく、屋外ならではの空気感や時間の使い方なんですね。

会場で撮影した、かじ新ブースの様子

今回の展示会では、ブース内の様子を動画でも撮影させていただきました。ケイ.ラウコードの編み込みや背もたれの仕上がり、2026年の新商品「フィールズ」、屋外用クッションの特徴などをご紹介しています。

写真だけでは伝わりにくい素材感や家具のサイズ感も確認できますので、ぜひご覧ください。

新商品「フィールズ」の写真は、一般住宅で撮影

2026年の新商品として紹介されていたのが「フィールズ」です。

ブースのタペストリーにも、大きく写真が使われていました。

カタログに掲載されている写真は、撮影用スタジオではなく、実際の一般住宅を借りて撮影したとのことでした。

ただし、写真では少し見切れている手前側にプールがあり、さらにバレルサウナまで確認できます。

一般住宅と聞いて想像する規模を超えていて、まるでこの商品の撮影のために用意されたロケーションのようです(笑)。

それだけ屋外空間が充実している住宅だからこそ、フィールズを実際の生活空間に置いたときの雰囲気が、自然に伝わる写真になっています。

プールサイドでも使える屋外用クッション

この撮影に使われているフィールズですが、プールサイドに置いた場合、塩素の影響は大丈夫なのかと心配になる方もいらっしゃると思います。

鍛治谷社長に確認したところ、クッションはプールの塩素にも耐えられる仕様になっているとのことでした。

さらに、雨水が内部を通り抜ける構造になっているため、基本的には常時屋外へ置いたままでも問題ありません。

屋外用とされているクッションでも、一般的には雨が降るたびに室内へ取り込む必要があります。

しかし、ホテルや施設、広い個人住宅などでは、毎回すべてのクッションを移動させるのは大きな負担です。

フィールズをはじめとするケイ.ラウコードシリーズのクッションは、その管理負担を減らせるように考えられています。

屋外に置いていると、雨よりもホコリや汚れが気になる場合がありますが、その際はシャワーで水をかけて洗い流せば、ホコリも落とせるとのことでした。

見た目のデザインだけでなく、屋外で使い続けることを前提に、手入れのしやすさまで考えられています。

展望テラスでの採用実績

最近では、展望テラスへの納入実績もあったそうです。

展望テラスのような見通しのよい高い場所へ設置する場合は、風への対応も必要になります。

そのため、クッションが風で移動しないよう、本体にバンドで固定できる特注仕様にしたほか、家具本体についても建屋へ固定できるように設計して納品したとのことでした。

先ほどのとおり、ケイ.ラウコードのクッションは、雨が降るたびに取り込む必要がないため、施設運営の面でも大きなメリットがあります。

かじ新は、屋外用家具を設計から製造まで行っているメーカーです。

既製品をそのまま納めるのではなく、設置場所や施設側の要望に合わせて仕様を調整できることも、大きな強みだと感じました。

不特定多数が利用する施設だからこそ求められる品質

ホテルや公共性の高い施設など、不特定多数の人が利用する場所では、家庭用とは異なる耐久性や安全性が求められます。

誰が、どのような座り方をするか分かりません。

毎日多くの人が利用することを前提にしても、安心して設置できる品質が必要です。

今回の案件では、資料作成やプレゼンテーションに対する先方の要望も高かったそうです。

それでも最終的に採用へ至ったのは、家具そのものの品質だけでなく、

  • 設計から製造まで対応できる体制
  • 設置場所に合わせた特注対応
  • 屋外利用を前提とした耐久性
  • 施設管理の負担を減らす仕様

まで含めて評価された結果だと思います。

単に見た目がおしゃれだから選ばれたのではなく、長く安全に使える根拠があったからこその採用だったのではないでしょうか。

ホテル関係者が多かった展示会初日

私が今回訪問したのは、会期初日のお昼過ぎでした。

会期は3日間ある中で、まだ早い段階での訪問ではありましたが、来場者はやはりホテル関係者が多かったそうです。

現在はインバウンド需要も安定しており、海外からの宿泊客も多く訪れています。

海外からの宿泊客は、屋外で食事や休憩をすることに慣れている方も少なくありません。

テラスでコーヒーを飲んだり、本を読んだり、景色を見ながらゆっくり過ごしたりする。

そのような使い方を想定し、ホテルのテラス席や空いている屋外スペースへガーデンファニチャーを導入したいと考える方が、ブースへ多く訪れていた印象です。

単純に席数を増やすだけでなく、今まで活用できていなかった屋外空間の価値を高めたいという需要が増えているのだと思います。

今回は展示数を重視したブース構成

今回のブースは、多くの商品を見てもらうことを重視した展示構成とのことでした。

そのため、大型のソファーなどは持ち込まず、比較的コンパクトな1人掛けのチェアなどを中心に展示していました。

展示されている中で、特に人気が高かったのが「コモ スタッキングチェア」だそうです。

新築施設では、建築費や設備費の上昇によって、家具に使える予算が削られるケースも出てきていると思います。

一方で、すでに運営しているホテルや施設では、古くなった家具を買い替える需要があります。

今回の展示でも、施設の雰囲気や用途に合わせて選びやすい、さまざまなデザインのチェアが紹介されていました。

ウッドデッキは、作って終わりではない

今回はホテル関係者を対象とした展示会ですが、ガーデンファニチャーの提案の仕方自体は、個人住宅にも当てはまると鍛治谷社長は続けます。

ウッドデッキを作ったものの、実際にはほとんど活用できていない家庭も少なくないと思います。

ウッドデッキは、施工して完成ではありません。

その空間をどのように使うかまで考えて、初めて暮らしの一部になります。

例えば、テーブルを1台、椅子を1脚置くだけでも、使い方は大きく変わります。

子供が庭で遊んでいる様子を座って見守ったり、少し外に出てコーヒーを飲んだり、夕方に風に当たりながら休憩したり。

家具がなければ、通り過ぎるだけだった場所が、家具を置くことで「過ごす場所」に変わります。

豪華なテラスを作らなくても、1脚の椅子から屋外での暮らしは始められます。

屋外家具は、空間の使い方を変える道具

今回、鍛治谷社長のお話を聞いて改めて感じたのは、ガーデンファニチャーは単なる屋外用の家具ではないということです。

椅子やテーブルを置くことで、それまで使われていなかったテラスやデッキが、人が過ごす場所へ変わります。

屋外に出ることで、鳥の声や風、光、季節の変化に気付くこともあります。

Only Outdoor Shows You More

この言葉には、商品を販売するだけではなく、屋外で過ごす時間そのものを増やしたいという、かじ新の考え方が込められていました。

ホテルや施設の屋外空間を活用したい方はもちろん、自宅のウッドデッキを作ったものの、どう使えばよいか迷っている方も、まずは椅子を1脚置くところから始めてみてはいかがでしょうか。

屋外に出ることで、今まで気付かなかった時間の過ごし方が見つかるかもしれません。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。

ブースに展示していた商品はこちら

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