関西エクステリアフェア2025参加レポ!ユニソンの宅配ボックス「ヴィコ」にスマートキーシステム搭載モデルが登場

関西エクステリアフェア2025参加レポート第3弾!
今回は、福彫・ナスタに続いて「ユニソン」さんのブースをご紹介。

注目は、この秋発売予定の電子ロック付き「ヴィコ」!
現地で実際に触れてきた情報をレポートしていきます。
・関西エクステリアフェア2025に参加できなかった方
・ユニソンさんの新商品が気になる方
ついに登場!宅配ボックス「Vico(ヴィコ)」のスマートキー対応モデル
ユニソンの人気宅配ボックス「ヴィコ」シリーズに、ついにスマートキーシステム搭載モデルが登場予定です。
名称は現時点では仮ですが、「Vico smart(ヴィコ スマート)」になるようです。
発売は今秋を予定しており、価格は現行モデルに+25,000円前後とのこと。
従来のシリンダー錠に加え、Bluetooth通信圏内であればスマートフォン操作での解錠も可能になります。
注目すべきは、オプションで次の解錠方法にも対応できる点です。
- ICカードに対応
交通系ICカード(例:ICOCA)や、LIXIL・YKK製の玄関ドア用ICカードも登録可能。 - 指紋認証に対応
最大100本の指紋が登録可能です。(家族の全指を登録する気ですか?(笑)) - リモコン操作に対応
複雑な操作が苦手な方にも優しい、シンプルな解錠方法が選べます。
家族構成やライフスタイルに応じた柔軟な解錠方法が選べるのは大きな進化ですね。
さらに、電池式のため電気工事が不要な点も嬉しいポイント。
施工のハードルが低く、既存住宅でも導入しやすい点もいいですね。
前入れ後ろ出しにも対応、扉サイズも改良
今回のモデルでは、従来のヴィコ同様「前入れ後ろ出しタイプ」も用意されるとのこと。敷地条件に合わせた提案が可能です。
また、正面扉のサイズが従来モデルよりやや大きくなり、壁埋め込み施工時にできる本体の隙間を埋める「コーキング処理」が正面から見えにくいように工夫されています。
さらに、これまで工場で事前に取り付けられていた正面扉が、本商品では現地取り付け仕様へと変更に。
これは「施工時に扉へ傷がついてしまうリスクがある」という現場の声を反映し、職人さんが気を遣わずに済むよう配慮されたとのことです。
カラー展開は現行モデルと同様になる予定です。
壁埋め込み設置の場合は、引き続き「埋込用専用台座」が必要ですので、その点はご注意ください。(台座の価格が1万数千円するので、実際の導入費用がぱっと見でわかりにくいのが気になります…)
宅配ボックス部はフラップ式で複数受取もOK
宅配ボックス部にはフラップ式を採用。小型郵便物の複数個の受け取りにも対応しています。
フラップの形状がすだれのようなシンプルな分、強固なロック構造に比べて防犯性能はやや劣るものの、外部からの抜き取りはしにくい構造になっています。
また、防犯性を意識して「複数受け取り機能は不要」という方のために、フラップを動かなくするためのピン(棒)を裏側に差し込める構造になっています。
実際に導入されるお客様の要望に応じて使用方法を柔軟に対応できる点も魅力です。
地味ですが、フラップにシンプルな構造を採用することで、価格上昇を最小限に抑えているのもポイント。
コストと機能のバランスに配慮したアプローチとなっています。
スプレスタンドに「オールブラックモデル」が登場
シンプルなデザインが特徴の「スプレスタンドシリーズ」に、新たにオールブラック仕様の「スプレスタンド60ソリッド BED.モデル」が登場。
本体はもちろん蛇口もブラックで、モダンなデザインのエクステリアにおすすめです。
展示のコーディネートに使用されていたウォーターポットは「コルトパン レクタ」。こちらも2025年発売の新商品。
これまでのウォーターポットは「ここにあるぞ」と主張するような深さのある、まさに「ポット」といった形状が多かったですが、本商品はガーデンに溶け込む薄型デザインが特徴的です。
この薄型デザインは、今後のトレンドになるかもしれませんね。
さらにおしゃれになった「ケイト2」は全色展示
2025年からリニューアルした「ケイト2」は、全色展示されるほどの力の入れよう。
他機種ではあまり見られない、本体上部の「コロンとした」形状が特徴的なデザインです。
前モデルからは扉部の装飾をなくし、低彩度のカラーを揃えることで、よりお庭のデザインに馴染むようになりました。
また、実際に操作してみてわかったことですが、宅配ボックス部の扉は上下2か所に強力なマグネットがあるため、開ける際にやや力が必要です。
最初ダイヤル錠のロック解除番号を間違ってるんじゃないかと苦戦していたら、メーカーの方に苦笑いされました💦
ちなみに、メーカーの説明によると、このケイトの宅配ボックス部の扉を開ける時は、ダイヤル錠を引っ張るより、扉の上端を手前に引いた方が開けやすいとのこと。
ダイヤル錠をツマミと思って扉を開けようとする方も多いと思いますので、設置後に戸惑うことがないよう、お施主様には使用方法をしっかりと案内した方が良さそうです。
まとめ:「ヴィコ」の新モデルの認知は来年以降か?
今回の展示では、電子ロックを搭載したヴィコの利便性の高さが強く印象に残りました。(実際、ユニソンさんの一番の推しでもありました)
ICカードや指紋認証に対応するなど、実用性と快適さを両立したモデルとして、今後の動向に注目したいですね。
ただ、気になるのは発売時期。
秋ごろの発売を予定しているということは、総合カタログへの掲載は2026年以降になる見込みです。
昨年も秋ごろに「GARO(ガロ)」というガーデンシェッドが発売されましたが、その際も単品カタログのみで、総合カタログの掲載は2025年になってからでした。
現時点での販売状況は10数台とのことなので、いくら良い商品でも、広く認知され販売数が伸びるのは総合カタログへの掲載以降になると思われます。
発売が始まり次第、当店でもしっかりPRしていきます!(ユニソンさん、情報提供よろしくお願いします!笑)
次回も関西エクステリアフェア2025のレポートをお届け予定です。どうぞお楽しみに!
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