四国化成の新商品をチェック!つなぐ関西グランドフェア2025展示会レポート【前編】

つなぐ関西グランドフェア2025展示会レポート前編 四国化成ブースの新商品情報をお届け

2025年9月18日・19日にインテックス大阪で開催された「つなぐ関西グランドフェア2025」に参加してきました。

つなぐ関西グランドフェア2025に参加してきました。

主催はユアサ商事さん。

毎回スケール感があって面白い展示会なんですが、今回もエクステリア関連の建材ブースを中心に回ってきたので、気になった商品をレポートします。

前編は「四国化成ブース」の様子をまとめます。

■本記事はこんな方におすすめ
・つなぐ関西グランドフェア2025の展示内容が気になる方
・四国化成の新商品が気になる方
今年の四国化成の展示の主役はこれ!

今年私が参加した大型展示会は、3月の四国化成エキシビジョン2025、6月の関西エクステリアフェア、そして今回のつなぐ関西グランドフェア2025ですが、四国化成の展示ブースの主役は一貫して「ソリスルーフ」でした。


※関西エクステリアフェアでは同商品について触れていませんのでご容赦ください(笑)

展示品は全国で開催される展示会の持ち回りということもあると思いますが、会場ごとにレイアウトや見せ方を変えるだけで商品の見どころが変わるのは、実際に足を運ぶからこそ味わえる醍醐味ですね。

前置きが長くなりましたが、展示されていた商品をピックアップしてレポートします。

ソリスルーフ(太陽光発電一体型カーポート)

四国化成のソリスルーフ展示

四国化成のメイン展示はやはり「ソリスルーフ」。
太陽光発電パネルを搭載したカーポートで、今回の展示は「後方支持タイプ1台のみ」でした。

関西エクステリアフェアのときは、後方支持の「前上がりタイプ」と「前下がりタイプ」を背中合わせに展示していて迫力があったんですが、今回はシンプルに1台展示。とはいえ実際のイメージを確認するには十分でした。

このカーポートは後方支持なので駐車のしやすさもポイント。
ただ、現状はまだ実績よりも「問い合わせが出始めた段階」という状況のようです。景観向けの大型商品ということもあり、今年の新商品としては順当な滑り出しといえそうです。

四国化成のソリスルーフはカーポート単体としてもデザイン性に優れていますね

ソリスパネル

四国化成のソリスパネルって目隠しフェンス的にも使えそうに思うんだけどどうでしょうか?

もう一つ目を引いたのが「ソリスパネル」。
敷地の一部に垂直型に太陽光パネルを設置できるアイテムです。

発電はもちろん、垂直設置によって防眩効果(太陽光パネルは反射による光害が問題になることもあります)や、積雪・ひょうの影響を受けにくいといった利点も期待できます。

さらに、太陽光パネル自体が目隠し効果を持つので、目隠しの高尺フェンスのように使うのもアリだと思います。

コストはそれなりにかかりそうですが、環境配慮やPRを兼ねたい企業にはいい提案になりそうです。

テクサージュ塗装を使った物置展示

大型商品が目立つブースの中で、隅に展示されていたのが、10月発売予定の「テクサージュ」で塗装を施工したスチール物置。
※物置自体は四国化成の商品ではありません(笑)

四国化成のテクサージュを塗装したスチール物置

これがなかなか仕上がりが良くて、塗装なのに「最初からラッピングされていたのかな?」と思うほど自然でした。

特に注目したのが「角の部分」

塗装だと角部に塗料が余って膨らんだり、逆に乗り切らなかったりすることがありますが、写真を見てもらうと分かる通り、とてもきれい。液だれも見当たらず、ローラー塗装ならではの均一感が出ているように感じました。

四国化成のテクサージュは角もきれいに塗れる

塗装方法についてもフリップ展示がありましたが、実際に営業さんに聞いてみると、どうも手順は少し違う様子。
フリップでは「ベース色→仕上げ色」の流れでしたが、営業さん曰く決定した手順は「A(仕上げ色)→B(ベース色)→A(仕上げ色)」とのことでした。

「B(ベース色)→B(ベース色)→A(仕上げ色)」でも施工可能とのことですが、それだとAの仕上げ色が余ってしまうので、効率も考えるとA→B→Aの手順がベストと言えそうです。

会場で配布されたテクサージュの単品チラシにはQRコードが付いていましたが、現時点では「texage」という文字が表示されるだけで施工方法は未公開。

10月上旬に四国化成の関西支店で実演会が予定されていて、そこで詳しい施工方法が確認できそうです。

今までの展示会では、開発担当者が実演をしていましたが、今回は営業さんが実演するとのことなので、簡単に施工できるということをPRしたいと話していました。

四国化成ブースではアクセルブーストも展示されていました。

まとめ(前編)

ソリスルーフ・ソリスパネル・テクサージュと、今年の四国化成の展示は「再エネ+デザイン性」をうまくミックスした新しい方向性を打ち出していた印象でした。

市場での実績はまだこれからですが、提案の幅を広げたい外構業者さんにとっては注目しておく価値は十分にありそうです。

テクサージュも3月時点ではまだ名称も決まっていない段階だったことを考えると、10月の発売がいよいよ近づいてきたことを実感します。

…と、気づけば四国化成だけで結構なボリュームになってしまいました(笑)

後編では、LIXILをはじめとする他メーカーの展示をまとめて紹介しますので、ぜひそちらもご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

関連記事一覧

コメント ( 0 )

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントを書く必須
写真を付ける
アップロードできる画像は、JPEG・JPG・GIF・PNG形式です。
自社サイト限定キャンペーン実施中