K.RAUCORD Gray Black が新登場!かじ新の新シリーズ「Fields(フィールズ)」開発の裏側をインタビュー
当ブログでおなじみ(?)の「かじ新」さんから、「K.RAUCORD(ケイ・ラウコード)」の新商品が発売されるとのことで、撮影会のお誘いをいただきました。
今回もご厚意により、おそらくどこよりも早く新商品のレビューと、開発の裏側をインタビュー形式でお届けします。
今回の新商品も、話を聞けば聞くほどかじ新らしいこだわりが見えてくる内容でした。
・新商品の開発背景やこだわりを知りたい方
・屋外家具のトレンドやカラー選定の裏側に興味がある方
・高品質で長寿命な屋外家具を探している方
鍛治谷氏に聞く、色づくりとモノづくりの本質
今回お話を伺ったのは、社長に就任された鍛治谷様(以下、鍛治谷)。 いつもありがとうございます!
▼前回のインタビューはこちら▼
日本人の感覚でつくる「Gray Black(グレーブラック)」
- Fields Sofa Right Arm(フィールズソファーライトアーム)どの角度でも絵になるスクエアデザイン。
- 屋外への設置を前提としているので、水抜き穴もしっかり開いている。
鍛治谷:
「今回のアルミフレームは、ただの黒でもグレーでもない、Gray Blackという絶妙な中間色です。今日6枚の試作板をお持ちしていますが、実はどれも製品採用には至りませんでした。」
- 6枚の型材サンプル。どれも未採用ながら、わずかな違いが見える。
外国の方の目のフィルターを通して色を調色すると、日本人の感覚とは微妙に異なる。
そこで「日本人の目で見て、日本人の感覚で決める」ことにこだわり、一から塗装を試作。
緑がかって見える、黒すぎる……そんなわずかな違いを何度も調整したそうです。
鍛治谷:
「住宅に車でサンプルを持って行き、実際に光の下でどう見えるかを確認しました。何百色もの中から地道に検証を重ねて、ようやく納得の色にたどり着いたんです。」
- 背面とひじ掛け部にラウコードを使用
- 異なる太さのラウコードを編み上げることでよりモダンな印象に仕上げた。
鍛治谷:
「塗装はすべて自社配合で、日塗工の色見本には載っていないオリジナルカラーです。日塗工の見本は紙に印刷されているため、アルミに塗装したときの質感や色味がまったく違います。なので、一から自分たちで作りました。従来品と同じくアルミ粉体塗装なので、屋外で使用しても十分な耐久性があります。」
クッションは全16色対応。ブラックが新たに追加
- クッションの記号は縦糸と横糸を表したもの
- 新色のクッション。バンドをフィールズの座面に開いている穴に通して固定する。
- 弾力性のある細かいメッシュネットが固定されている。四隅の穴はクッションについている固定用のバンドを通す用。
クッション生地の表記って正直わかりにくいな~と思っていたのですが、実はそこにも面白いこだわりがありました。
「A/B」と書かれている部分は、縦糸と横糸の色をそれぞれ示しており、つまり織りの組み合わせそのものを名前で表しているとのこと。
鍛治谷:
「19(トパーズ)・05(ミモザ)のように2色以上を用いた複雑な織りパターンもあるので、表記で表しきれないものもあります。今回は新色としてブラック(この時点では仮名称)を追加しました。現在は計16色展開です。」
昨今の経済状況も反映してか、落ち着いたトーンの色味が人気傾向だそうです。
新しいラウコードは「7mmのフラット仕様」
- 従来のラウコードとの比較。写真右が新仕様のラウコード。
今回の新ラウコードは、従来の6mmから7mm幅に拡張。
断面形状もカマボコ型からフラットに変更し、よりモダンな印象に仕上がっています。
表面には細かなリブを入れて、光の反射を柔らかく抑える設計に。
テカッとしない自然な艶感が高級感を演出します。
- 新しいラウコードには表面と裏面があり、表面にはスリット加工が施されている
従来のラウコードではブラックが受注生産(納期4〜6ヶ月)でしたが、新シリーズでは常時在庫化され、供給も安定するとのことです。
シリーズ名「Fields(フィールズ)」に込めた想い
- Fields Sofa Right Arm(フィールズソファーライトアーム)
- 厚みのあるクッションが快適な座り心地を実現
- ソファーに使用しているクッションは背もたれ用と座面用で異なる仕様となっている。
- ソファーの脚部には傷防止とガタツキ防止の樹脂をセット
鍛治谷:
「Fieldsという名前は、ロンドンにある公園のロンドンフィールズから取りました。都市の中の憩いの空間を意識しています。」
フィールズはモジュールソファとして、2人用の肘掛け付き(右肘)/1人用の肘掛けなしの2タイプを展開。
組み合わせ次第で、L字型など自由なレイアウトが可能です。
- 大人2人でもゆったり座れるほどの座面
- デザイン性の高いひじ掛けは向かって左側のみ
奥行は770mmとコンパクト設計で、バルコニーやデッキなど限られた空間にもぴったり。
車への積み込みや螺旋階段での搬入も考慮されており、「日本の住宅事情に合わせた設計」が随所に感じられます。
- フィールズの2人用はハイエースでの運搬にピッタリサイズ
トリオ・オリオシリーズにも新色展開
- オリオスタッキングアームチェアも新色グレーブラックが登場
- フラットで幅広なラウコードに変更。よりモダンな印象に。
- 脚部には傷とガタツキ防止の樹脂がセットされている
- 男性170cmが座ったイメジ
フィールズ以外にも、人気のトリオシリーズ・オリオシリーズにGray Blackカラーが追加。
ラインナップは全5アイテムで、サイドテーブルからスタッキングチェアまで幅広く対応しています。
廃番なしで進化するラインナップ
今回の新商品追加により、合計7アイテムがGray Blackカラーで登場。
既存商品の廃番予定はなく、既存ユーザーにとっても安心してコーディネートを広げられる構成になっています。
取材後記
ひとつひとつの素材選びから、実際の屋外環境での見え方まで、まさに日本人の目線で作り上げられたかじ新のGray Blackシリーズ。
実物を見ると、「(ソファーを見て)はぁ~いいな~欲しいな~」「スタッキングチェアはひじ掛け付きで定価35,000円か…安いから1つ買おうかな…」と、思わず声が出てしまうほど。
高級感とお値ごろ感を兼ね備えた仕上がりです。
日本の住宅事情にマッチするサイズ感と美しいデザイン、そして独自のカラーリング。
この「Gray Blackシリーズ」は、ガーデンファニチャーの新しいスタンダードになりそうです。
今から発売が待ち遠しいですね。
販売が開始されましたら、当店でもお取り扱い予定ですのでご期待ください!
本記事がお客様のガーデンファニチャー選びの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
【かじ新】K.RAUCORDシリーズはこちら







































































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