ケイラウコード、かじ新インタビュー

ガーデンファニチャー「K.RAUCORD」カタログには掲載されていないこだわりをご紹介!かじ新にインタビュー!

今回、ガーデンファニチャーのK.RAUCORD(ケイ・ラウコード)を展開している「かじ新」さんのショールームにお伺いさせて頂きました!

カタログに掲載できていない「商品へのこだわり」が満載のインタビューとなりました。

◾︎この記事はこんな方にオススメ
・ガーデンファニチャーをお探しの方
・ケイ・ラウコードが気になっている方

それではどうぞ!

カタログに掲載できていない「こだわり」がたくさん。

かじ新さんは、大阪府泉佐野市に会社を構えられております。(あいにくの雨でした・・・)

かじ新 会社前このおしゃれな赤レンガの建物の2階がショールームになっています。

もともと同社はインテリアファブリックのメーカー。
織物をヨーロッパ・日本・アジアで企画製作し、お客様が希望する織物製品を、提案から縫製まで行います。

1970年(昭和45年)の創業以来“布”というものにこだわりを持ち続けている会社です。

ドイツのレーハウ社との出会い。

今回お話を伺ったのは鍛治谷専務。とても物腰の柔らかい方で、話方からも誠実さが伝わってくる方です。

さっそく気になっていることを質問させて頂きました!

ーーケイ・ラウコードの製作エピソードを教えて頂けますか?
鍛治谷専務(以下、鍛治谷)はい。元々弊社はチェアーやソファーの生地を製作しておりました。もちろん今も製作していますよ。(笑)
脚物(あしもの)と呼ばれる業界に長年携わっていることもあり、デザインの提案などをメーカーにする機会も多くありました。

家具の知識や経験があるので、13年前アウトドアブランドの展開を検討することにしたんです。
検討にあたって、色々な海外に赴き製品を試してみました。

例えば、私は身長が170cm後半あるんですが、アメリカで販売されているガーデンファニチャーに座ると、足が浮いてしまい、くつろぐことが出来ませんでした。

他に、スペインでは必要なところに荷重を支えるためのパイプが入っていないこともあり、また、一部地域では300日快晴と日本とは気候が大きく異なります。

そのため、海外製品をそのまま日本に持ってきてもお客様に受け入れて頂けないと感じました。

そこで、日本向けの商品を一からデザインする事にしました。

ーーそれがケイ・ラウコードということですね?
鍛治谷 そうです。まずケイ・ラウコードは弊社(かじ新)のブランド名です。

ドイツのレーハウ社が開発したラウコードという素材を用いてファニチャーを製作しています。

ラウコード人工ラタン素材「ラウコード」

レーハウ社は、樹脂の成型を得意としてまして、ボーイング社などの大手の企業にも数多く商品を卸している、信頼のおける会社です。

ですので、このラウコードは人工ラタンにおいて、世界で一番クオリティが高いと思います。

ケイラウコードカタログカタログには品質の高さを示すデータが掲載されています。

このラウコードを用いて当社専用の編み方でファニチャーを製作しています。
また、設計図を一から起こすことで、日本のお庭に合うように椅子の奥行きを小さくしたりしています。

ケイ・ラウコードは品質と価格がいい意味で反比例。

ーー品質にこだわっているということはよくわかりました。それにしてはケイ・ラウコードは安すぎませんか?他のエクステリアメーカーの人工ラタンのファニチャーはもっと高いですが・・・。
鍛治谷 それは流通も関係していると思います。一般的な輸入家具の流通網は、東南アジアで製造した商品を一旦ヨーロッパの倉庫に輸入します。この間、船便ですと2か月くらいかかるわけです。

その際に輸送料や経費、税などが発生します。で、そこからさらに日本に船便で持ってくるのに2か月ほど。ここでもさまざな費用が発生するので、価格が上がってくるんです。

もちろん通貨のレートも変動しますので、そこも価格に影響してきます。

当社は専用の海外拠点にて製造・輸入を行っているため、価格を抑える事が出来ています。
そこは変に真面目なんです。(笑)

クッションは雨の時に取り込む必要がある?

ーー他メーカーでは、クッションは雨の日には屋内に取り込んで下さいとなっていますが、御社製品はいかがですか?
鍛治谷 屋外に置いたままで大丈夫です。当社のクッションはアウトドア用に設計しています。
この2つを見比べてみて下さい。上側が屋外用、下側が屋内用のクッションです。

クッションの違い

屋内用のクッションは座り心地を保つためにスラブウレタンとチップウレタンが使用されています。

こちらが濡れると水を中に取り込んでしまうので、全然乾かないんです。それで腐食が進んでしまいます。

当社の屋外用のクッションはクイックドライという素材を使っています。こちらはクッションが水を通すようになっているので、水がたまりません。

屋外用クッションクッション中身の裏側。下に見えるのが座面部分。綿が貼ってあるので、座り心地もいい。

また、座面と周囲を綿で囲んでありますので、座り心地がよく、長時間座って頂いても疲れないようにしています。クッションは座り心地に大きく関係していますので、イス毎に設計しています。

クッションのカバー生地には、テントにも使用されるテンポテストという素材を採用しています。
耐候性が高いため、6年間の色あせ保証を付けさせて頂いていますが、どなたも保証を使っていないくらい色あせに強いんですよ。

クッション生地自然を連想させるグリーンをはじめとするビビットカラーが人気との事。
彩度を落としたグレー色も人気。

ここからはショールーム見学

当日は、普段お世話になっている問屋の藪中さん(以下敬称略)と訪問させて頂きました。

撮影を進めていると。

藪中 これ座り心地いいっすね~僕の家のベランダに置きたいくらいです。
ーーこれこれリラックスしすぎて心の声が漏れてるぞ。(笑)

ケイラウコードモデルの身長は171cm、体重59kg、やせ型。

藪中 豊島さん、これ僕に買って下さいよ。
ーー私が欲しいくらいです。(笑)

手編みと一体成型の違い。

鍛治谷 当社のラタンは全て手編みなんです。座っていただくとわかるんですが、手編みの場合は、背もたれがしなります。これが一体成型の場合はしならないので、ぱっと見ではどちらも人工ラタンのファニチャーでも質感や座り心地が全然変わってくるんです。

ケイラウコード 押し込む手編みだからこそ弾力感があって気持ちいい。

ーーひっくり返したら、脚の下には傷防止の樹脂が付いているんですね。

ケイラウコード

鍛治谷 椅子の足は地面に近い部分はラタンで終わらせず、カバーを付けています。
そのままラタンで終わらせると、ぶつけたりする中でラタンが切れてしまう可能性があるからです。
それと、この白い樹脂部分は交換もできますよ。

ーーこれだったら部屋の中でも使えそうですね。
鍛治谷 実際に私はオフィスではこちらの椅子を使用しています。(笑)
私は腰が悪いんですが、あまりよくない椅子だとすぐ腰に違和感を感じてわかるんですが、ケイラウコードだとそんなこともないんですよ。

ケイラウコードは実は軽い。

ケイラウコード重そうに見える、バリラウンジチェア。
実は10㎏もない。

ーーこれだけサイズ感のある商品だったら、さぞ重いと思ったら全然軽いですね。
鍛治谷 フレームにはアルミを採用しているので、軽量化しながら耐候性を持たせています。今後、高齢化が進む中で軽量化は必要だと感じています。

クッションだけ購入する方もいます。

藪中 豊島さん、これヤバイです。座り心地。
ーー(座ってみる。)適度に弾力のあるクッションが包み込んでくれるような感じ・・・。このクッションむちゃくちゃいいね。

ケイラウコード

鍛治谷 お客様の中にはウッドデッキを座面にして、クッションだけ購入される方もいらっしゃいますよ。
ーー確かに、造作で座る部分を作った時に、このクッションがあれば全然違いますね。

ケイラウコード クッションしっかりとした弾力が心地いいクッション。
これはエルバソファ1人用クッション。

アマルフィダイニングテーブルを並べてみた

藪中 ちょうどいい高さですよ!
ーー食事する時にもいい高さね。

ケイラウコード テーブル

鍛治谷 細かいこだわりですが、このラウコードは編材の断面がカマボコ型になっています。これを編み込むと角が出ないので、こすった時に服や食器が引っかからないんですよ。
ーー(スーッと天板をなぞる)ほんとだ。嫌な引っかかりが無いですね。これは実際に触ってみないとカタログでは伝わらないですね。

ケイラウコード 引っかからない

鍛治谷 テーブルの脚にはすべてアジャスターを採用しています。そのため高さ調整をして頂く事が出来ます。
ーーカタログに載せればいいのに・・・(笑)

ケイラウコード背面

ーー以前、他社の組み立て家具でガタツキがあるという話がありました。御社は何か対策されていますか?
鍛治谷 椅子の組み立て家具は基本的に水平が取れないと考えています。そのため、当社で販売している椅子は全て組立済みとなっています。また、生産時に水平が取れているか検品し、出荷前にも水平の確認を行います。

ーー確かに、当店でも御社製品を販売させて頂いていますが、ガタツキがあるという話は聞かないですね。
鍛治谷 お客様にお渡しした商品の品質が良くないと、販売しているお客様への信頼にも関わるので妥協したくないんです。

ーーすごいですね!輸入が多いガーデンファニチャーでそこまで考えておられるメーカーってあんまりないような気がします。(もっと前面に出した方がいいと思うんですけど・・・。)
最後に外で曝露実験をしている商品を見せて頂けますか?

屋外には曝露試験中の商品が

鍛治谷 これは試験をしだしてから、8年目ですね。おいてある場所は東に面しているので、長時間日光にさらされています。
ーー全然色あせもないですね。

ケイラウコード 曝露試験

鍛治谷 さすがにひじ掛けのアルミ部分は少し色が薄くなってきている感じがしますけどね。
ーーアルミなので、サビもありませんね。

ケイラウコード 経年変化

鍛治谷 こちらは2年ほどたっています。クッションの耐久性を見るために、クッションの置く場所が必要ということで置いています。(笑)
ーーなんとも贅沢な使い方ですが、全然劣化も見えませんね。

ケイラウコード 曝露試験中央の汚れはクッションの砂埃。

鍛治谷 ケイ・ラウコードはホテルやレストランでも数多くご採用頂いているので、品質には自信があります。
ーー製品のこだわりがとてもよくわかりました。本日はありがとうございました!

気が付けば、2時間半もお時間を頂いてしまっていました。
製品に対する熱い思いがこちらまで伝わってきました。

まとめ

冒頭でも書いた通り、今回はガーデンファニチャーのケイ・ラウコードを展開している「かじ新」さんのショールームにお伺いさせて頂きました!

ケイ・ラウコードの誕生エピソードや、カタログに掲載されていない裏話など、沢山お話を聞かせて頂きました。

今回の取材を通じて全般的に感じた事が「品質への向き合い方がとにかく真面目。」という事。

人工ラタン素材のファニチャーは数多く販売されていますが、本当に千差万別で品質は使ってみないとわからないという事がほとんど。

同社はデザインを日本向けに一から設計することで、品質を高めると同時に、海外の自社製造拠点を活用した流通網で輸入にかかるコストも削減されています。

結果的に、高品質の商品がお値ごろ価格で購入できるというのは、ガーデンファニチャーを検討している方にはうれしい話ですね。

今回、カタログではわからないサイズ感をモデル(藪中さん)に座って確かめてもらっています。
商品の裏側や細部画像も掲載していますので、是非以下の関連商品よりご確認下さい!

この記事がガーデンファニチャーを検討されている方の参考になれば幸いです。

それでは最後までご覧頂き有難うございました。

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