LIXILの新商品「モジュールガーデン」DIYウッドデッキをチェック!つなぐ関西グランドフェア2025展示会レポート【中編】

つなぐ関西グランドフェア2025展示会レポート LIXILの新商品モジュールガーデンをチェック

2025年9月18日・19日にインテックス大阪で開催された「つなぐ関西グランドフェア2025」。

前編では四国化成の展示ブースをレポートしましたが、中編となる今回は「LIXILブース」にフォーカスしてご紹介します。

▼前回の記事はこちら

今回特に印象的だったのが、10月1日発売予定の新商品「Module Garden(モジュールガーデン)」。DIYでもつくれる新しいウッドデッキの提案です。

■本記事はこんな方におすすめ
・LIXILの新商品が気になる方
・DIYで庭やバルコニーをおしゃれにしたい方
・モジュールガーデンの特徴や注意点を知りたい方
モジュールガーデンとは?

「Module Garden(モジュールガーデン)」のコンセプトは、「自分の思いをカタチに、DIYでもつくれるウッドデッキ。」。

コンセプトの通り、DIYでも組み立てられる新しいタイプのウッドデッキです。

ウッドデッキを「モジュール」という考え方に置き換え、パズルのように組み合わせて自由に空間を作れるのが特徴。

LIXILから2025年10月にモジュールガーデンが発売

さらに、この商品はおしゃれの仕掛け人でお馴染み?の「BEAMS(ビームス)」とのコラボだそうで、特設サイトや単品カタログにもその雰囲気が色濃く出ていました。(会場でカタログをもらった時にビームスって言われる前に絶対ビームスが絡んでるって思うほどでした。)

モジュールガーデンのカタログを見てるとなんだかBEAMS感があるんだけどな

カタログに掲載しているコーディネートスタイルが「植物のある暮らし」・「ソト遊び」・「チルライフ」といった、従来のエクステリアメーカーとは少し違うキーワードも新鮮でした。

軽量で扱いやすい

モジュールガーデンはデッキモジュールは1枚当たり90cm角サイズ

展示では実際にデッキモジュールを手に取ることができましたが、1枚あたりの重量は約15kg。

サイズは90cm角で、抱えて運ぶのも簡単そうです。女性でも一人で持ち運べるくらいの軽さなので、DIYで庭やベランダに設置したい方にも向いていますね。

根太には穴あけ加工済みなのでドライバーで簡単に固定が可能

デッキの裏面には「デッキ根太(ねだ)」が取り付け済みで、ヘッドプレートの取付位置に穴が開いた状態で出荷されます。

現場ではプラスドライバーで簡単に取り付け可能です。

デッキ材ごとのジョイントは、このヘッドプレートの取付位置の調整で可能。

設置の自由度が高い

もう一つ注目したいのが「レベルアジャスター」。
自動傾斜調整機能付きで、5%までの勾配なら地面の傾斜を自動的に調整して、デッキ面を簡単に水平に出来ます。

モジュールガーデンはレベルアジャスターで傾斜を自動で調整できる

水平を出す方法もシンプルで、水準器をデッキにあてがいながら、レベルアジャスターの首を回して高さ調整をするだけ。

DIYだとデッキの水平を取るのが難しいだろうなと思っていましたが、このアジャスターなら簡単に設置出来そうですね。

さらに、アジャスターは埋め込みではなくそのまま置けるタイプ。
土や芝の上はもちろん、コンクリートの屋上やバルコニーにも設置できるのがポイントです。

なんだかサンゲツの「乾式浮床:フットサポートシステム」とコンセプトが似ているような気が…LIXILのプレスでは省施工を実現する新しいデッキ工法として特許出願済みとなってるからややこしい話になってるのかな?と邪推を働かせたり…おっと誰か来たようだ。

ただし、環境によっては固定が必要です。

「屋上など風が強い場所に設置する場合は、接着剤を使って地面に固定してください。」と施工説明書に注意書きがあります。
固定方法は次の通り、

  • 土や芝の上に設置する場合 → ペグで固定
  • コンクリートの上に設置する場合 → 接着剤で固定

バルコニーや屋上に設置する場合は、防水層を傷つけないよう配慮が必要なので、接着剤で固定するとなると賃貸物件には向いていないと考えた方が良さそうです。

使用デッキ材は「デッキDC」

今回使われているデッキ材は「デッキDC」。

人工木デッキの弱点だった夏場の熱さを、LIXIL独自の構造と素材で改善したデッキ材です。

通常のデッキDCの床材とは異なり、床材の側面は板が詰められた仕様になっており、横から見ても美しく仕上がる工夫がされていました。

人工木ならではのメンテナンス性と、天然木のような自然な風合いを両立しているので、手間をかけずにおしゃれな空間を作りたい方にぴったりです。

デッキ材の端部は化粧が施されている。幕板は下側の隙間を隠す物

まとめ

LIXILが新しく打ち出す「モジュールガーデン」は、これまでのプロ施工前提のデッキとは違い、DIYでも挑戦できる点が大きな魅力。

軽量で扱いやすく、設置の自由度も高いので、庭だけでなく屋上やバルコニーといった都市型住宅にもフィットしそうです。

この記事を執筆している2025年9月21日時点ではまだ発売前ですが、DIY需要やアウトドア志向が高まる中で注目されることは間違いなさそうですね。

モジュールガーデンは、発売後に商品リンクを追記予定です。お楽しみに!

次回の後編では、ナスタ・ダイケン・ヨドコウなど、その他メーカーの展示内容をまとめてお伝えします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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