関西エクステリアフェア2025参加レポ!美濃クラフトのベンチにもなる宅配ボックス「プシット」と濃い顔シリーズに新展開

関西エクステリアフェア2025 美濃クラフトブース ベンチにもなる宅配ボックスプシットと濃い顔シリーズに新展開

2025年6月5日・6日にインテックス大阪で開催された「関西エクステリアフェア2025」では、今年も個性豊かなエクステリア関連商品が多数展示されました。

今回の第6弾では、独自の発想と遊び心あふれる商品で毎年注目を集める「美濃クラフト」さんのブースをご紹介します!

■本記事はこんな方におすすめ
・関西エクステリアフェア2025に参加できなかった方
・他にはないデザイン性を重視した宅配ボックスを探している方
・エクステリアに遊び心を取り入れたい方
・美濃クラフトの「濃い顔シリーズ」が気になる方
座れる!?ベンチ型宅配ボックス「プシット」が8月登場予定

今回、美濃クラフトさんのブースで最も目を引いた新商品がこちら、ベンチとしても使える宅配ボックス「プシット」。

関西エクステリアフェア2025 美濃クラフトブース 宅配ボックス プシット

パステルカラーのラインナップと、ころんとした形状、天面の板材のナチュラル感がポイントで、女性ウケしそうだな…と思っていました。

見立て通り?展示ブースでは、女性デザイナーと思われる方々が口々に「かわいい」と連呼していました。(狙い通りじゃないですか(笑))

この「プシット」、着想のきっかけはなんと郵便局員さんのアイデアからとのこと。リアルな現場の声が開発のヒントになったそうです。

さらに注目したいのが、丸みを帯びた上部形状。

実はこれ、美濃クラフトさんで販売している郵便ポスト「パスト」と金型を共有しているとのことで、かわいらしい雰囲気を出しつつ、コスト面にも配慮されたデザインになっています。

関西エクステリアフェア2025 美濃クラフトブース 上部の丸みはパストの金型を使っているのは豆知識

「ベンチ型の宅配ボックスは、調べると他社で安価なものも出ていますが、私たちは“価格ではなく、付加価値で選んでもらいたい”」と語る担当者の言葉通り、「座れる」という価値に加え、デザイン面もしっかり練られている、まさに美濃クラフトらしい一品でした。

こうしたベンチとしても使える宅配ボックスというスタイルは珍しく、今後は「宅配ボックス ベンチ」といったキーワードで探す人も増えてきそうです。

なお、発売は2025年8月予定。

まだまだ細かい調整が残っているようで、話を伺った担当の方は頭を悩ませていました…。

完成形がどうなるのか、今から楽しみです!

濃い顔シリーズは「コーディネートアイテム」へ進化中!?

そして、美濃クラフトといえば毎年恒例の「濃い顔シリーズ」。「今年こそネタ切れか…?」と思いきや、まったくネタは尽きない様子(笑)

2025年版では、「濃い顔シリーズ」のコーディネートアイテムを新たに展開。

設計担当者いわく、

「様々なエクステリアのプランを見られるエクスプラットの登録プランを見ていると、濃い顔シリーズは何のためにあるのかを改めて考えた。エクステリアデザインにはモダンやクラシックといったカテゴリーがあるが、“ファンタジー”というジャンルがあってもいいのではないか?」

という、既成概念にとらわれない発想に至ったとのこと。
そういえば、意外(失礼)と人気の「伝説の聖剣」も、単品使いではなく、伝説の盾とセットでポストにしたり、昨年は伝説の宝箱を宅配ボックスとしてラインナップしたりと、シリーズで揃えることで、お庭のデザインを施主の好みに合わせてコーディネートできるようラインナップが拡充されています。

関西エクステリアフェア2025 美濃クラフトブース 伝説の聖剣をシリーズ化することでコーディネートが可能に

これが、いわゆる“ファンタジー”という新たな庭づくりのカテゴリーになるのかどうかはともかく、ただ“奇抜なもの”を作っているのではなく、しっかりとした方向性があることが、今回の展示で感じられました。

ちなみに、この流れから生まれたのが今年の濃い顔コーディネートアイテム。

昨年の濃い顔シリーズ「ジュラシック表札」と組み合わせられるよう、「恐竜の足跡」が新たにラインナップ。

関西エクステリアフェア2025 美濃クラフトブース ジュラシックシリーズ

またまた設計担当者いわく、

「ジュラシック表札を購入する人は、ジュラシックパークのような庭にしたいのでは?と考えて発売しました。表札の展開に限らず、庭の設計に役立つ新しいアイテムを展開していきたいです。」

本当にジュラシックパークのような庭にしたいかはさておき、コーディネートアイテムがあれば、より世界観を伝えやすくなるのは間違いなさそうです。

関西エクステリアフェア2025 美濃クラフトブース オノマトペをあしらった照明 関西エクステリアフェア2025 美濃クラフトブース 鏡面のインターホンカバーで身だしなみをチェック

まとめ:価値観を刺激するエクステリアメーカー

遊び心、発想力、そしてやりすぎることを恐れない姿勢。

他にはない表現を形にする美濃クラフトの展示には毎年驚かされますが、そこには一貫したポリシーがあるように感じます。

展示ブースでは、ほかにも美濃クラフトさんらしい表札や機能門柱などが並んでいましたが、今回はその中でも特に印象的だった2点にフォーカスしてご紹介しました。

宅配ボックスに座れるという価値を、表札に世界観というデザイン軸を。

エクステリアを通して、住まいにストーリーを吹き込む力を持ったメーカーだと、今回の展示会で改めて実感しました。

8月発売予定の「プシット」、そして進化した「濃い顔シリーズ」。今後の商品展開にも目が離せませんね。

次回も「関西エクステリアフェア2025」のレポートをお届け予定です。どうぞお楽しみに!

▼ブースで気になったその他の展示はこちら(写真ダイジェスト)

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