2段式サイクルラックとサイクルポートは高さに注意!必要な高さ「2,500mm」と失敗しない選び方

2段式サイクルラックとサイクルポートは高さに注意!必要な高さ「2,500mm」と失敗しない選び方

四国化成の「2段式サイクルラック1型を設置したいのですが、屋根は付けられますか?」

というお問い合わせをいただきました。ありがとうございます!

結論から言うと、屋根(サイクルポート)の設置は可能です。

ただ、条件を満たしていないと上段の自転車が屋根に干渉してしまうので注意が必要なんですよね。

今回は、実際にご相談いただいた内容をもとに、2段式ラックと屋根を組み合わせる際のポイントをまとめてみました。

これから駐輪場をつくる方の参考になればうれしいです。

■本記事はこんな方におすすめ
・2段式サイクルラックに屋根を付けたい方
・2段式ラックの採用を検討している集合住宅のオーナー様・管理会社様
四国化成の2段式サイクルラック1型には「桁下高さ2,500mm以上」の屋根が必要

まず最初に押さえておきたいポイントから。

四国化成の2段式サイクルラック1型は、上段に自転車を持ち上げて収納する構造のため、一般的なサイクルポートだと高さが足りない場合があります。

そのため、屋根の「桁下高さ」をしっかり意識する必要があります。

施工説明書には「天井高さ:2,500mm以上」と記載があります。

四国化成の2段式サイクルラックは天井高2,500mm以上必要

これをサイクルポートに置き換えると、屋根が一番低くなる部分(桁下高さ)が2,500mm以上必要ということになります。
(※一般的なサイクルポートは桁下約1,900mm前後なので、延高仕様への変更が必須です。)

高さが不足していると、上段に持ち上げた際にハンドルや前カゴが屋根に当たってしまうんですね。

メーカーのカタログでも「2段式ラック対応:桁下高さ2,500mm」と明記されています。

四国化成は延高タイプが選択可能なサイクルポートにカタログに掲載あり

四国化成の組み合わせ例:「VF-R(フラット屋根)/ V-R(アール屋根)」

「2段式ラックと組み合わせたいけど、費用も抑えたいしベーシックなサイクルポートでよい」という方におすすめなのが、
四国化成の「VF-R(フラット屋根)/ V-R(アール屋根)」シリーズです。

シンプルなデザインのサイクルポートでも対応可能

→ 延高設定があるため、桁下高さ2,500mmに対応
→ カタログ上で2段式ラック1型との組み合わせが紹介されているため安心

屋根とラックの干渉リスクを抑えたい方には特に採用しやすい組み合わせです。

実際に多いご相談:「この屋根、組み合わせ可能ですか?」

今回のお問い合わせでもそうでしたが、特に多いのが

「◯◯(他メーカー)のサイクルポートと組み合わせできますか?」

というご相談です。

結論としては、桁下高さでほぼ決まります。

  • 桁下2,500mm以上 → 組み合わせできる可能性大
  • 桁下2,500mm未満 → 干渉の可能性が高い(自転車のサイズにも左右される)
  • 既存サイクルポート → ほぼ高さ不足でNG

これからサイクルポートを検討される場合は、種類が分かれば図面で確認できますので、お気軽にお問い合わせください。

四国化成の場合はカタログにコーディネート商品として2段式サイクルラックが掲載されていることも

まとめ:2段式ラック × 屋根(サイクルポート)は「高さの確保」がすべて

今回のポイントをひとことでまとめると、
桁下高さ2,500mm以上を確保できれば、2段式ラックとの組み合わせは十分可能です。

逆にこれが満たせない場合は、干渉トラブルの原因になるため注意が必要です。

四国化成のサイクルポートであれば延高タイプがしっかり設定されていますし、カタログ記載の組み合わせであれば基本的に安心して採用できます。

サイクルラックと屋根の組み合わせで迷われている方は、サイクルポートの型番や仕様をお知らせいただければ確認できますので、お気軽にご相談ください。

少しでもこの記事が、駐輪場づくりのヒントになれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

今回ご相談いただいた商品はこちら

今回ご相談いただいた 【四国化成】2段式サイクルラック1型 の商品ページはこちらです。
設置条件の確認にもお使いいただけますので、ご検討の際にお役立てください。

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