四国化成エキシビション2026に行ってきました!各メーカーの提案の違いを現場目線でまとめました

四国化成エキシビション2026四国化成エキシビション2026に行ってきました!各メーカーの提案の違いを現場目線でまとめました

2026年3月18日~19日にサンメッセ香川で開催された「四国化成エキシビション2026」に参加してきました。

各メーカーの新商品や提案を見てきた中で、単なる製品紹介というよりも「どう使うか」まで踏み込んだ展示が増えてきている印象です。

この記事では、実際に現地で見て感じたポイントを、現場目線でまとめていきます。

■本記事はこんな方におすすめ
・外構・エクステリアの最新動向を知りたい方
・メーカーごとの提案の違いを知りたい方
・現場での提案のヒントを探している方
四国化成建材ブース

四国化成エキシビション2026 四国化成建材ブース

全体の印象

主催メーカーのブースということで期待していましたが、今回はカーポートの大型展示がなかったこともあり、全体的にややコンパクトな構成でした。

その分、新製品の打ち出しというよりは、既存商品のブラッシュアップが中心という印象です。

空調機能付きベンチ【SWALOCCA air】※参考展示

四国化成エキシビション2026 四国化成建材ブース 空調機能付きベンチ【SWALOCCA air】

→頭部に風を送る新しい体験

実際に体感してみると、頭に風が当たる不思議な感覚でした。
真夏の待機スペースや公共空間など、うまくハマれば面白い商品だと思います。

四国化成はスペック活動に力を入れているので、この商品が実際に販売され、案件として採用された場合、類似商品がない可能性があるため一強になる可能性も考えられます。

なお、空調部分はパナソニックとの共同開発ということで、ブースの説明員としてパナソニックの方もいらしていました。

ポスト付き宅配ボックス【QB-P1型】※6月発売予定

→鍵の管理が不要なダイヤル錠タイプの宅配ポストが登場

ダイヤル錠を採用することで、鍵管理の手間を軽減。

前入れ前出し・後ろ出しの両方がラインナップされており、設置条件に合わせた選択が可能です。
宅配ポストも各社商品が出そろってきているので「いいとこどり」をした商品といった印象を受けます。

カラーもブラックのみという割り切り方で、現場に採用しやすい色に絞っているあたり、コスト面も含めてうまくバランスを取っているように感じました。

太陽電池搭載の駐輪場【ソリスルーフ駐輪場タイプ】※6月発売予定

→提案の幅を広げたサイクルポート

前回はカーポートタイプが展示されていましたが、今回は駐輪場として展開。

意匠性と機能性を両立しつつ、より現実的な用途に落とし込んできた印象です。

連棟設置も可能なので、発電のできる通路屋根としても提案ができる点は、現場でも使いどころがありそうです。

土留めタイプが登場【アートウォールseed】※6月発売予定

四国化成エキシビション2026 四国化成建材ブース 土留めタイプが登場【アートウォールseed】

→土留め対応で採用シーン拡大

無収縮セメントミルク Axelboost.(アクセルブースト)を使用することで、土留め対応が可能な専用パネルが登場。
これにより設計の自由度はかなり上がりそうです。

ただ、アクセルブーストの使用が前提になるところはコスト面で少し気になる部分でもあります。

まとめ(四国化成建材)

全体としては「新しい提案」というより、既存商品のアップデートが中心という印象でした。

やや控えめな展示ではありましたが、その分、実務に近い改善が積み重なっているように感じます。

このあたりは、現場的にはむしろありがたい部分かもしれません。

東洋工業ブース

四国化成エキシビション2026 東洋工業ブース

全体の印象

モノトーンを基調とした落ち着いた構成は昨年と近い印象ですが、今年は和モダンを意識した空間提案になっていました。

また、ポストなどにグレー以外のカラーが追加されていて、空間の見せ方にも少し変化を感じます。

ノイズレスに仕切れる【ニュートエッジ】

四国化成エキシビション2026 東洋工業ブース ノイズレスに仕切れる【ニュートエッジ】

→空間をシャープに区切る提案

説明してくれた方いわく、今期の一押しとのこと。

シンプルな形状ながら、植栽スペースの立ち上げやゾーニングに使いやすそうです。

いわゆる主張しないけど効くタイプのアイテムですね。

待望のオールブラックが登場【ウォータービューマルコ】

四国化成エキシビション2026 東洋工業ブース 待望のオールブラックが登場【ウォータービューマルコ】

→ブラックで空間を締める立水栓

オールブラック仕様で、周囲の素材を引き立てる役割。

機能性だけでなく、空間の一部としての存在感もちゃんとありました。

ステンレスHLが登場!【エトワ/バティ】

→ステンレスHLで魅せる提案

新色の「ステンレス ヘアライン仕上げ」が登場。

主張しすぎないけど質感で見せる、そんな立ち位置のアイテムです。

正直、ステンレスは浮くかなと思っていたんですが、モノトーン空間+植栽と組み合わせると意外と違和感はありませんでした。

ただ、ステンレスHLは手垢が酸化して黒ずみが出ることもあるため、ポストなどの可動部に採用する場合は、設置環境や使い方によっては少し注意が必要かなという印象です。

まとめ(東洋工業)

今年は「ステンレス×モノトーン」の組み合わせが印象的でした。

東洋工業の展示は派手さはないんですが、空間全体で見せてくれるので、実際の使い方がイメージしやすいのが特徴です。

このあたりは毎年うまいなと感じます。

田窪工業所ブース

四国化成エキシビション2026 田窪工業所ブース

全体の印象

物置単体ではなく、「どう使うか」を見せる展示が印象的でした。

作業スペースを追加提案【リジュープラス】※参考出品

四国化成エキシビション2026 田窪工業所ブース 作業スペースを追加提案【リジュープラス】

→作業スペースとしての活用提案

物置+αとして使える構成で、現場でも提案しやすそうな印象です。

キャリーやチェアを置いて、ちょっとビールでも…みたいな、少しわくわくする展示になっていて、こういうのは好きな人にはかなり刺さりそうです。

BELOSブランドの第2弾【BELOS C-SERIES】※参考出展

→収納+動線の両立

連棟部分をうまく使えば、自転車や日用品の置き場としても現実的に使えそうです。

ダウンライトの設定もできるので、実用性だけではなく、見せる空間としても使えるのは面白いところです。

バイクガレージ【SCUDO Bike Garage】

→防犯+使い勝手の両立

スロープがロック機構としても機能する点が特徴的です。

ユーザー目線でしっかり考えられている商品だなという印象でした。

スチール屋根なので、内部にマグネット式のライトを付けられるのも地味に便利です。

UVインクジェット塗装 目かくしフェンス【ペインタフェンス】※参考出品

四国化成エキシビション2026 田窪工業所ブース UVインクジェット塗装 目かくしフェンス【ペインタフェンス】

→塗装仕上げならではの質感

シートを被せるラミネートとは異なる製造方法のため【はがれない】という実用性もあります。

ただ、多段仕様の場合は構造上どうしても隙間ができるため、完全な目隠し用途には少し注意が必要です。

このあたりは、使い方を選ぶ商品になりそうです。

個人的にはフェンスのフレーム部分が(かなり)がっしりしてるので、少し武骨なデザインのプリントと合わせるのがよさそうに思いました。

なお、デザインは決められた数種類から選ぶようになるとのこと。

幼稚園や会社など、オリジナルデザインのフェンスは需要がありそうですが、社内の体制の関係でオリジナル品の対応はできないということでした。

まとめ(田窪工業所)

「収納する」から「どう使うか」へ。

連棟提案は、敷地条件に応じた柔軟な使い方ができるので、今後提案の幅が広がりそうです。

開発の方いわく、リジュー・ベロス・バイクガレージは2026年末~2027年初めの発売予定とのこと。

ペインタフェンスは社内でも新しい試みとのことで、発売までは時間が必要との事です。2027年発売予定と聞いています。

ニッコーエクステリアブース

四国化成エキシビション2026 ニッコーエクステリアブース

全体の印象

派手な新商品というより、「日常の使い勝手」に寄せた展示が中心という印象でした。

貯水実演【バリアフリーペイブSI】

→ゲリラ豪雨対策としての見える化

実際に水を使ったデモが行われており、性能の違いが直感的にわかる展示でした。

こういう見せ方は、やっぱり説得力があります。

立水栓カバー【立水栓ユニット シャネア】

四国化成エキシビション2026 ニッコーエクステリアブース 立水栓カバー【立水栓ユニット シャネア】

→住宅トレンドに合わせやすいカラー展開

ブラックやピンク(シルバー寄り)など、最近の住宅に合わせやすい色味が印象的でした。

セットの塩ビ水栓柱に被せて使う商品というのも面白いところです。

水栓金具は別売なので注意が必要です。

豊富なデザインバリエーションが魅力【リードフックシリーズ】

四国化成エキシビション2026 ニッコーエクステリアブース 豊富なデザインバリエーションが魅力【リードフックシリーズ】

→ペット需要を意識したラインナップ

犬種モチーフのデザインが豊富で、トイプードルやチワワ、柴犬なども追加されていました。

このあたり、ターゲットがかなり明確で分かりやすい商品です。

まとめ(ニッコーエクステリア)

「空間をつくる」というより、日常の中でどう使うかに寄せた提案が中心のブースでした。

豪雨対策やペット需要など、ピンポイントでニーズに応える商品が多く、現場でそのまま提案しやすい印象です。

全体まとめ

今回の四国化成エキシビション2026を通して感じたのは、各メーカーごとに提案の方向性がかなりはっきり分かれてきているという点です。

  • 四国化成は既存商品のブラッシュアップ中心。
  • 東洋工業は空間提案。
  • 田窪工業所は使い方提案。
  • ニッコーエクステリアは日常寄り。

同じエクステリアでも、ここまで考え方が違うのかと感じる内容でした。

その中で共通していたのは、単体の商品ではなく、どう使うかどう組み合わせるかまで含めた提案です。

これ、現場だと結構差が出るところです。

商品知識だけでなく、使い方までイメージして提案できるかどうか。
このあたりは、これからより重要になりそうですね。

展示規模としてはややコンパクトでしたが、その分、各メーカーの方向性が見えやすく、整理するにはちょうど良い内容でした。

4月以降の大型展示会でどう広がっていくのかも、少し楽しみです。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。

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