対応が悪い⁉「外観に合う表札を提案してもらえますか?」というご相談へお答えさせていただきます。

対応が悪い⁉「外観に合う表札を提案してもらえますか?」というご相談へお答えさせていただきます。

時々、お客様から「表札を考えているんですが、外観に合うデザインを提案してもらえませんか?」というご相談をいただくことがあります。

家の雰囲気や壁の色によって似合う表札って本当に変わるので、迷ってしまうのもよく分かります。
実際、今回も「外観写真を送ったら、それに合う表札を何パターンか提案してもらえますか?」というお問い合わせをいただきました。

そこで今回は、このやり取りをきっかけに「自宅の外観にあった表札の選び方」についてまとめてみました。

■本記事はこんな方におすすめ
・外観に合う表札を選びたいけど、どう選べばいいか分からない
・お店からいくつか候補を提案してもらいたい
・シミュレーターで自宅の外観に重ねて確認してみたい
申し訳ございません…外観写真をもとにした「個別提案」はお受けしていません。

まず最初にお伝えしておくと、エクストリムでは外観写真をもとにした個別のデザイン提案は行っていません。 せっかくご期待いただいたのに恐縮ですが、ここは少し事情があります。

いちばんの理由は「デザインの感じ方に個人差がある」という点です。
たとえば私たちが「落ち着いた雰囲気で素敵ですね」と思っても、お客様の頭の中ではもう少し「華やかさ」を求めているかもしれません。
逆に、私たちが「明るくていいですね」と感じても、お客様は「もう少しシックな方が…」と思うこともあります。

それに、光の当たり方や外壁の質感は、写真だけではなかなか伝わらないんですよね。
なので、私たちが「プロ目線で勝手に決める」よりも、お客様自身が比較しながらしっくりくる表札を見つけていただくほうが、結果的に満足度が高いと感じています。

とはいえ、「雰囲気を見てみたい」という気持ちはよく分かります。

外構や玄関まわりが整ってくると、「この家にはどんな表札が合うんだろう?」と考えたくなるものです。 表札は何度も買い替えるものではないので、初めて選ぶ方がほとんど。そりゃ迷いますよね。

しかも最近の表札は素材もデザインも本当に多彩で、ネットの画像を見ても「自分の家に合うかどうか」がピンとこない…そんな方多いんじゃないでしょうか?

そこでおすすめしたいのが、メーカーが提供している表札シミュレーターというツールです。

シミュレーターで外観に合わせて確認できる

表札メーカーの「美濃クラフト」や「福彫(ふくちょう)」では、表札シミュレーター内の機能として、自宅の外壁写真をアップロードして、表札デザインを重ね合わせて確認できます。

福彫:表札シミュレーション

福彫 表札シミュレーション

美濃クラフト:表札シミュレーション

美濃クラフト 表札シミュレーション

上手く合成できると、まるで玄関に実際の表札を付けたような感覚で仕上がりをイメージできます。

一方、「丸三タカギ」ではスマートフォンのカメラを使って、リアルタイムでAR合成ができる機能もあります。

丸三タカギ:表札シミュレーション

丸三タカギ 表札シミュレーション

ただ、パソコン版だとARには対応していないので、あらかじめ外壁の写真がある場合は、美濃クラフトや福彫の写真合成の方が試しやすいかもしれません。

背景とのバランスやサイズ感を調整したり、位置を合わせたりと少し慣れが必要ですが、「いろんなデザインを試してみたい」「家族で意見を合わせたい」というときにはすごく便利な機能です。

もし操作に迷ったら、当店でも手順のご案内をしていますので、お気軽にご相談ください。

素材選びの考え方:見た目と耐久性のバランス

今回のお客様からは「風水的に天然素材が良いけど、木は耐久性が心配」とのご相談もありました。

たしかに木製表札は雰囲気はいいんですが、雨風にさらされるとどうしても経年変化が出ます。
メーカーも直接風雨にさらされる場所への設置は非推奨としています。

たとえば、天然素材で耐久性を重視するなら、「御影石(みかげいし)」や「大理石」などの石素材、あるいは質感のあるタイル素材がバランスが良いと思います。

石材系は重厚感があり、和風やクラシックな外観に合う一方で、モダン住宅やシンプルデザインには金属系(ステンレス・チタンなど)やセラミック系の方が馴染みやすい傾向があります。

このあたりは、先ほど紹介したシミュレーターを使うと、すぐ比較できます。

外壁や玄関ドアとのトーンのバランスを見ながら、全体の統一感を意識すると失敗が少ないですよ。

表札シミュレーターの画像合成の上手な使い方
外壁を真っ直ぐ撮る

斜めから撮ると歪んで見えるので、できるだけ正面から撮影しておくのがポイントです。 引きの写真とアップ、両方を撮っておくと、合成後の見え方を調整しやすくなります。

写真はアップと引きで撮影しておく

斜めではなく正面から撮影する

スケールの目盛りが分かるようなもの(メジャーやレンガの目地など)が写っていると、縮尺の目安にもなって便利です。

サイズの比較ができるようにスケールを当てておく

日中の自然光で撮影する

曇りの日や夕方の写真だと、どうしても暗く映ってしまいます。 できれば明るい昼間に撮影した画像を使うと、色の判断がしやすいですよ。

複数パターンを試す

気になるデザインを3〜4種類ほど並べて比較してみると、「やっぱりこれが好きかも」という感覚が出てきます。

試していくうちに、「思ったよりシンプルな方が合うな」とか「石目調がしっくりくる」など、新しい発見もあるはずです。

店舗としてのサポート範囲

シミュレーターの操作方法や対応メーカーの案内などは、もちろん当店でもサポートしています。
「この商品で試したいけど操作が分からない」という場合は、メール・LINE・お電話いずれでも構いません。お気軽にどうぞ。

ただし、最終的なデザインの判断や色味の選定は、お客様ご自身の目で確認するのが一番確実です。

それぞれのご家庭の外観やライフスタイルに合わせて、納得のいく一枚を見つけていただければと思います。

まとめ:イメージを「自分の目で確かめる」のが一番の近道

表札選びは、家の印象を決める大切な仕上げです。 だからこそ、誰かに決めてもらうよりも、実際にシミュレーションしてみる方が納得のいく結果になります。

エクストリムでは個別提案こそ行っていませんが、お客様が安心して検討できるように、メーカーのツールや素材知識をしっかり共有しています。

「外観に合う表札が分からない」「イメージが湧かない」という方は、ぜひ一度、表札シミュレーターを試してみてください。
写真だけでは見えてこなかった発見が、きっとあると思います。

本記事が表札選びの参考になれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

表札シミュレーターはこちら

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