三協アルミ、2025年10月にエクステリア商品を平均11%値上げへ。設置予定の方は9月中の発注を

まさかの、今年に入って2回目の価格改定です。
タイトルの通り、三協アルミが2025年10月1日から価格改定を実施するとの情報が入りましたので、ご紹介させていただきます。
・三協アルミ製のカーポート・フェンスなどの設置を検討している方
・外構業者として施主様に三協アルミ製品を提案している方
・10月以降の施工を予定しているが、まだ発注していない方
2025年10月から、三協アルミのエクステリア製品が平均11%値上げ
2025年6月に発表された三協アルミの価格改定情報によると、10月1日メーカー受注分から約10%または15%の値上げが予定されています。
改定の対象は、門扉・フェンス・カーポート・テラス屋根・サイクルポートなど、ほぼすべてのエクステリア商品です。
一部に「価格据え置き商品」もあるようですが、リストを見る限り、定価設定の高いX.スタイルやグランフローア、2025年新商品のガーデンファニチャー「Kayu Style」(一部改定あり)などが該当するようです。
普及価格帯の商品については、ほぼ例外なく価格が改定されるとみておいた方がよさそうです。
改定率は平均で11%とされていますが、実際のリストを見ると15%の改定対象商品が圧倒的に多いという印象です。
まだ間に合う!9月中の発注がカギ
三協アルミの価格改定は「2025年10月1日(水)発注分から適用」となっています。
つまり、9月中に発注された商品は、現在の価格のままです。
施工が少し先でも、メーカーへ先に注文を入れておけば、値上げ前の価格で購入できます。
とはいえ、「納品希望日は半年後でお願いします」といった指定は難しいと思われるため、納期の指定は1ヶ月程度が現実的と見ておいた方がよさそうです。
「エクステリア工事は考えているけど、仕様がまだ固まっていない…」という方は、無理に焦らず、価格改定後でもしっかりプランを練ってから依頼した方が結果的に満足度が高くなるかもしれません。
エクステリアは高額な買い物ですので、焦りは禁物です。
【業者の方へ】提案時は価格改定の一言をお忘れなく
もし営業担当から価格改定の案内をまだ聞いていないという業者様がいらっしゃれば、念のため提案内容を再確認されることをおすすめします。
お客様との打ち合わせで、価格を提示してそのまま放置していませんか?
特に外構プランの確定が遅れた場合、「見積もり時より10%以上高くなってしまった…」というトラブルに発展する可能性もあります。
現時点(2025年7月)で三協アルミ製品を用いた見積もりを作成する場合は、必ず「10月以降は価格改定があります」といった注意喚起を入れておくことが、お客様との信頼関係維持にもつながります。
2月に刷ったばかりのカタログが、まさかの再印刷へ
三協アルミは、2025年2月に新カタログを発行したばかりですが、今回の価格改定に伴い、10月にカタログを再印刷すると思われます。
同社のカタログは、「エクステリア総合カタログ」「ウォールエクステリア総合カタログ」「パブリックエクステリア総合カタログ」「汎用部材パーフェクトブック」の計4種類。
どれもフルカラーで数百~数千ページに及ぶ大ボリュームです。
当然ながら、印刷・配布にはかなりのコストがかかります。それでも再印刷に踏み切るということは、メーカーとしても避けられない状況であることがうかがえます。
まとめ:早めの発注が賢い選択
三協アルミ製品をご検討中の方は、「いつ施工するか」よりも「いつ発注するか」が重要です。
特に、2025年9月中であれば現行価格での注文が可能なため、施工日が現時点で未確定でも、仕様が固まっているなら、製品だけでも早めに手配しておくと安心です。
また、外構業者の方も「10月から価格が上がる予定です」という情報を添えておくことで、後々の誤解やトラブルを防ぐことにつながると思います。
当店でも10月には価格改定を実施させていただく予定ですので、三協アルミ製品をご検討中のお客様は、お早めのご注文をお願い致します。
それでは最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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