LIXIL「スマート見守りカメラ」を実機で確認!外構になじむ新しい防犯カメラの実力とは?
2026年10月6日、LIXIL大阪エクステリアショールームで開催された「秋フェス2026」に参加してきました!
今回の秋フェスでは、カーポートSC フレームやフェンスAW、樹ら楽シリーズなど複数の新商品が紹介されていましたが、その中でも個人的に気になったのが、2026年10月1日に発売された「スマート見守りカメラ」です。
- 今回の勉強会の一番の目的はスマート見守りカメラ
秋フェス2026は、「美観」と「安心」を両立するエクステリア商品をテーマに開催され、スマート見守りカメラも「狙われない家をつくる商品」のひとつとして紹介されていました。
今回はセミナーだけでなく、ショールームに設置された実機や専用アプリの操作も実際に確認できましたので、その内容をご紹介します。
・外構まわりの防犯対策を検討している方
・カーポート・ファサードと一緒に防犯カメラを設置したい方
防犯カメラらしくない、すっきりしたデザイン
スマート見守りカメラを実際に見て最初に感じたのは、かなりすっきりしたデザインだということです。
一般的な防犯カメラというと、カメラ本体が目立ちやすく、どうしても住宅外観の中で「後から付けました」という印象になりがちです。
一方、LIXILのスマート見守りカメラは、カーポートやファサード空間との調和を意識したシンプルな形状になっています。
- 従来のカメラと比較するとカメラの存在感がぐっと減った
今回ショールームではカーポートSC フレームに取り付けられた状態を確認しましたが、言われなければ一瞬どこにカメラがあるのか分からないほど自然に納まっていました。
LIXILの説明でも、従来の防犯カメラとは異なるシンプルなデザインとし、見守り機能と景観への配慮を両立したことが開発のポイントとして紹介されています。
どのくらい空間になじんでいるのか、短い動画にまとめてみました。
LIXIL大阪エクステリアショールームに展示されている、カーポートSCフレームをご覧ください。
スマート見守りカメラがどこに付いているか、見つけられますか?
- LIXILエクステリアショールーム大阪に展示されているカーポートSCフレーム
- パッと見るとどこにカメラがついているか分からない
- 設置する先のカラーに合わせることで後付け感がぐっと減ります
- 薄型ですっきりとしたデザインが特徴
外構は住宅の正面から見える部分だからこそ、「防犯性能が高ければ見た目は何でもいい」というわけにはいきません。
その意味では、エクステリアメーカーであるLIXILが防犯カメラをつくる意味が分かりやすい商品だと感じました。
スマートフォンからリアルタイム映像を確認
スマート見守りカメラの操作は、専用アプリをインストールしたスマートフォンから行います。
後述しますが、このアプリ、なかなか高機能なのに利用料金は「無料」という太っ腹!
月額費用も掛からないので、ランニングコストを気にしなくていいのは助かります。
そして、このアプリの便利なポイントが、カメラが撮影している映像を「リアルタイム」で確認できること。
ショールームでも実際の映像を大きなモニターへ映して操作説明が行われましたが、人がカメラの前を動くと画面上に枠が表示され、対象を検知している様子を確認できました。
人などを検知した際には、スマートフォンへ通知を送ることもできます。
- 画面を撮影している豊島がカメラに収められている
外出先でも自宅の駐車場やアプローチを確認できるので、防犯目的だけでなく、
- 家の前に誰か来ているか確認したい
- 留守中の自宅まわりを確認したい
- 子どもの帰宅や家族の出入りを確認したい
といった「見守り」という名前どおりの使い方も考えられそうです。
不審な動きを確認したら遠隔から警告もできる
個人的に面白いと思ったのが、映像を見るだけではなく、離れた場所からその場へ働きかけることができる点です。
スマートフォンから警告機能を操作すると、カメラ側から「監視されています」といった注意喚起を行うことができます。
警告と聞いてアラーム音が鳴るものを想像していましたが、実際には音声によるアナウンスでした。不審な動きをしている人であれば、突然声が聞こえることで「ビクッ!」とするかもしれませんね。
また、気になる場面を確認した場合には、アプリから撮影操作を行い、スマートフォンの写真フォルダへ画像を保存する機能も実演されていました。
単に後から録画を見るだけでなく、
「人を検知する」
↓
「スマートフォンへ通知」
↓
「リアルタイムで確認する」
↓
「必要に応じてその場で対応する」
という一連の流れをスマートフォンから行えるのが特徴です。
約112度の広角で広い範囲を確認
実機説明では、カメラの画角の広さも紹介されていました。
ショールームに設置されたカメラでは、柱付近から道路側に見立てた通路までかなり広い範囲が映っており、説明では約112度の画角と紹介されていました。
- 撮影範囲は約112度と広角をカバー
広角レンズと高画素カメラによって、広い範囲を鮮明に確認できることも商品の特徴のひとつです。
駐車スペースのように横方向へ広い場所を撮影する場合、防犯カメラの画角はかなり重要になります。
カメラを設置したものの「肝心な場所が映っていなかった」ということを防ぐ意味でも、エクステリア空間との組み合わせを考えてつくられている点はメリットだと思います。
隣地を映したくない場合は「プライバシーエリア」を設定
画角が広い一方で、住宅地では気になることがあります。
それが、隣の家まで映り込んでしまわないかという点です。
スマート見守りカメラには「プライバシーエリア」の設定があり、アプリ上の映像を見ながら、撮影画面の中で表示したくない範囲を指定できます。
設定画面を開くと画面が網目状に表示され、撮影したくない部分を指でタップするとその部分にバツ印が付くため、直感的に指定できます。
設定した場所は映像上で黒く塗りつぶされるため、隣家などを映したくない場合にも配慮できる仕組みになっています。
これは実際の住宅で使うことを考えると、かなり重要な機能だと思います。
防犯カメラを設置したことで隣家とのご近所トラブルに発展してしまっては、何のための防犯対策なのか分かりませんからね💦
「検知する時間」と「検知する場所」も設定できる
もうひとつ実演で便利だと感じたのが、通知を細かく調整できることです。
例えば家の前が通学路になっている場合、人が通るたびにスマートフォンへ通知が来てしまうと、防犯カメラとしては少し使いづらくなります。
そこでスマート見守りカメラでは、曜日や時間帯を指定して、通知が不要な時間を設定できます。
さらに、実際のカメラ映像を見ながら「この場所は検知しなくていい」と検知エリアを指定することもできます。
専用アプリについては、説明担当者からも、取扱説明書を詳しく読まなくても大まかな操作ができたという話がありました。
実際にデモを見ていても、難しい専門設定をするというより、スマートフォンの画面をタップしながら直感的に設定していく印象でした。
夜間は赤外線による撮影にも対応
防犯カメラでは夜間の映像も重要です。
スマート見守りカメラでは、明るさがある環境ではカラーで撮影し、光がない暗い場所では赤外線による白黒映像へ切り替わります。
セミナーでは、夜間でも車の形状やナンバープレートなどを確認できる映像例が紹介されていました。
昼間だけではなく、住宅周辺が暗くなる時間帯も含めて使用することを想定したカメラになっています。
- ナイトビジョンとカラーナイトビジョンモードを搭載
Wi-Fi環境と電源が必要
便利な商品ですが、どこにでもカメラだけを取り付ければ使えるわけではありません。
カメラとルーターの通信にはWi-Fiを使用し、カメラ本体には12Vの有線電源が必要です。
ルーターとの距離がある場合に対応する無線中継機も用意されています。
また、トランス電源ユニットを使用する際には、常時点灯回路へ接続する必要があります。
自動点灯回路へ接続すると、明るさセンサーの影響で日中にカメラが使用できなくなる可能性があるため注意が必要です。
説明では、常時点灯回路を備えた35W以上のトランス電源ユニットを使用し、20Wタイプには常時点灯回路がないため注意するよう案内されていました。
新築外構であれば、カーポートや照明と一緒にカメラの電源計画まで考えておくと、納まりもきれいになりそうです。
個人的に「タカショーの24Vトランスで使えないかな?」と思い、説明してくれた方に24Vトランスへ接続できるか、しれっと聞いてみましたが、やはり電圧が異なるため破損の原因となり使用できないとの回答でした。
12Vトランスでは照明の電圧降下が気になる現場もあるため、24Vトランスが重宝するケースもあると思います。
ただ、今回のように電源仕様が異なる機器はそもそも組み合わせて使用できないため、カメラと照明をまとめて計画する場合は、メーカーを混ぜずに設計した方がよさそうです。(おそらく誰も混ぜて考えていないとは思いますが…)
カーポートだけでなくファサード空間の防犯へ
スマート見守りカメラは、カーポートSCやネスカなどへの設置に加え、プラスGへの取り付けにも対応すると説明されていました。
ただし、カーポートの仕様や柱位置などによって取り付けできない場合があるため、実際の採用時には対応可否の確認が必要です。
また、規格価格表を見てみると、商品の組み合わせがなかなか分かりづらい(笑)
- もはや呪文のような組み合わせの規格表
そのため、スマート見守りカメラの採用を検討する場合は、問屋の営業マンやメーカーの営業担当者に拾い出しを相談することをおすすめします。
参考にスマート見守りカメラの発注資料/規格価格表のリンクを貼っておきます。
今回の秋フェスでは、玄関ドアや窓だけで防犯を考えるのではなく、建物へ近づく前の「外構」で防犯することの重要性もテーマとして紹介されていました。
カーポート、門まわり、照明、防犯カメラをそれぞれ別の設備として考えるのではなく、外構全体で防犯を考えていく流れは今後さらに増えていきそうです。
実機を見て感じたのは「防犯カメラを外構設備として考えた商品」
今回実際にスマート見守りカメラを見て感じたのは、単純にLIXILブランドの防犯カメラを発売したというより、防犯カメラをエクステリアの一部として組み込むことまで考えられた商品だということです。
リアルタイム映像の確認や人物検知、通知、警告、プライバシーエリアなど、防犯カメラとして必要な機能を備えながら、住宅外観の中で悪目立ちしにくいデザインになっています。
特にカーポートやファサードをこれから計画する方であれば、「完成してから防犯カメラを追加する」のではなく、最初から電源や設置位置まで含めて計画する選択肢のひとつになりそうです。
エクストリムでも、今後商品情報を確認しながら掲載を検討していきたいと思います。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。































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