プロの方向け!2024年LIXIL新商品研修会を徹底リポート!

2024年LIXILエクステリア新商品研修会に参加したかったけど予定が合わなかった。
2024年のLIXILの新商品について知りたい!

そんな方に代わり、わたくし豊島が研修会に参加してきましたので、今回はそのリポートをお届けさせて頂きます。

■本記事はこんな方にオススメ
・LIXILの2024年新商品を勉強したいプロの方

LIXIL研修会に参加しました!

参加したのは、2024年2月8日(木)に大阪のLIXIL箕面ショールームにて開催されたリアル研修会。(同日はオンラインでも開催)
リアル参加の特典は実機の見学会があるということ。

エクステリア商品は実物を現場以外で目にする機会が少ないので、実機を確認出来る機会は貴重です。

今年の新商品は地味…

さて、研修会の冒頭では支店長よりLIXILを取り巻く状況の説明がありました。

先日の記事でも触れましたが、今年の新商品は地味。
支店長の説明でも、昨年はカーポートSC後方支持をはじめとする大型の新商品を投入したが、今年は地味なラインナップになっているとやや自虐的に報告されていました。

背景に、建築資材の高騰によりエクステリアに掛ける予算が厳しい状況が続くとして今回のラインナップになっているという説明でした。

特に機能門柱の拡充は、松竹梅のラインナップを展開することで「お客様の予算に合わせた提案が出来るように。」という狙いがあるようです。

最後に関西エクステリアフェアが2024年5月30日~31日に実施されるということを報告して支店長の説明は終了。

ここからは各担当から新商品の説明となりました。

FK・FF・FT・FP・FW…呪文か!?

最初に説明があったのが、宅配ポスト。

機能門柱やポストの市場は横ばいが続いているものの、宅配ボックスの市場は2024年問題もあり更なる需要UPが見込めるとしています。

さて、新商品の機能門柱FK・FF・FT…
記号化され過ぎて何がどんな商品か全然覚えられない…というプロの方は多いと思います。(私もです(笑))

そんなあなたに一つ小ネタです。
最近発売されているLIXILさんのネーミング方法は、カテゴリー記号と特徴の頭文字(イニシャル)を取って付けているのは有名な話だと思います。
今回の新商品も同様のルールに基づいてネーミングされています。

まず「F」は機能門柱を指すFunction(ファンクション)の「F」
FKの「K」はカベ(門袖)を指す「K」
FFの「F」はFlame(フレーム)の「F」
FTの「T」は縦型の「T」

LIXIL 機能門柱FK機能門柱FK
LIXIL 機能門柱FF機能門柱FF
LIXIL 機能門柱FT機能門柱FT

英語だったり日本語だったりが混ざっているのでホンマかいな?という内容ですね。

商品の特徴を捉えたネーミングであるという理由を知れば、この無機質な英語の名前も覚える事が出来そうです。

ちなみに、昨年10月に発売された「機能門柱FP」・「機能門柱FW(新色の発売)」は何の略かというと、

Fは先ほどと同じく機能門柱を指すFunction(ファンクション)の「F」
FPの「P」はPole(ポール)の「P」
FWの「W」はWood(ウッド)の「W」

LIXIL 機能門柱FP機能門柱FP
LIXIL 機能門柱FW機能門柱FW

う~ん特徴だったりカラーだったり、統一感があるような無いような(笑)

エクスポストKN・宅配ボックスKN

宅配ボックスKNのポイントは4点

  1. 120サイズの宅配物を受け取り可能な大容量サイズ。
  2. 機械式なので電源不要。
  3. 宅配物を複数受取が可能な内蓋フラップ構造。
  4. 埋込枠は不要。(Hはブロック3段分)
    ※ボックスセットKNは4段分(郵便ポスト+宅配ボックス)

LIXIL 宅配ボックスKN

宅配物を複数受取可能という事にはびっくりしました。
ただ、最初に投函される宅配便のサイズによって、複数受取が不可になるのでお客様にはしっかりと説明が必要です。

機能門柱FF

機能門柱FFのポイントは3点。

  1. ノイズレスなフレームデザイン。
    宅配ボックスは化粧部分の横幅が大きく設計されているため、正面から見た時にフレームが見えないデザイン。
  2. 3梱包で出荷。フレームセットは工場組出荷。
  3. 切文字サインはシミュレーターに対応。

LIXIL 機能門柱FF

スマート宅配ポストは高機能ながら、その機能性ゆえに使い方がわからないという声も多かったとの事。

そのため、機能門柱FFは電源不要なシリンダー錠仕様にすることで、より簡単に開閉が出来るようになっています。

機能門柱FK

機能門柱FKの特徴は大きく3点。

  1. 面付からくりぬきはめ込みに対応。後出しが可能に。
  2. 環境配慮素材を用いた新色「ハーベストグレー」を選択可能。ユーザーへの提案性を高めた。
  3. 基本構成は壁本体・フレーム・ボックスセットの3梱包(オプションのサインや照明を追加する場合は+2梱包)

LIXIL 2024新商品研修会新色「ハーベストグレー」

この本体だけで45kgを超えるという配達泣かせの商品。
なお、この45kgを超えるのはハーベストグレーのみ。(聞いた話では。)
その他の色と重量が違うとの事なので、完全に初見殺し。

見積もりを作るときは2人工にするか自分が手伝いに行くか悩む商品。

LIXIL 2024新商品研修会新商品の切文字サインをセットした状態。

おしゃれな書体が今どきの表札。
新素材のハーベストグレーのテクスチャーはランダム感が出るので、汚れも目立ちにくそう。
実は写真の右下に「エクストリム」と書いているが全然読めない。

LIXIL 2024新商品研修会ボックスセットKNをセットした状態。

ポスト・宅配ボックスの取付け用の穴が開いた状態で出荷されるため、宅配ボックスとポストのフラップの隙間は現場で調整することなく均等に確保できる。

ただ、ポスト本体の取付け穴には周囲に若干の余裕があるので、本体の周りはシーリング納めになりそうだが、現時点でどのように処理するのか明確な回答がなかった…

LIXIL 2024新商品研修会エクスポストKNの投函フラップを開けた状態。

保持機能はないため、投函時は片手で支える必要あり。
設計の段階で保持機能設定の有無について論点があったようだが、投函するのはユーザーではないとしてコストカットの観点から機能は除外された模様。
大きなフラップはあくまでも化粧で、投函口は標準的なサイズ。

LIXIL 2024新商品研修会ポストの取出しはプッシュ式錠。

エクスポストKNはボックスカラーにブラックが追加されたので、宅配ボックスのボックスカラーと統一することで一体感が生まれるように。
写真には写ってはいないが、宅配ボックスKNの開錠方法はシリンダー錠。

シリンダー錠の開錠に連動して、内扉のロックも解除される仕様になっている。
なお、この試作品には内扉がついていなかったので、内部の写真はありません。残念。

機能門柱FT ※6月発売予定。

機能門柱FTのポイントは5点。

  1. スリムな機能門柱ながらも80サイズまで対応した宅配ボックス機能付き。
  2. メール便最大サイズの投函が可能。
  3. 専用サインは簡単にセンター合わせができる治具付き。両面テープで固定可能。
  4. ノイズレスデザインでエントランスのシンボルとしても、狭小地へも提案が可能。
  5. 本体とベースが分割可能。万が一本体に傷が入っても本体だけ取り外しが可能。

LIXIL 2024新商品研修会新色「ミスティーシャイン」

シャイングレーとナチュラルグレーの中間色との事。(ナチュラルグレーって何色?)
カタログではカーポートSCとのコーディネート写真が掲載されているので、シャイングレーFやナチュラルシルバーFにしておいた方がアルミ形材の管理も減るのに…と余計なお世話を焼いてみたり。

次の形材カラーサンプル帳には「ミスティーシャイン」が追加されるのか期待。

LIXIL 2024新商品研修会サンプルはインターホン内蔵用。

ぴったりと子機が収まっているので、一体感がある。

LIXIL 2024新商品研修会投函と取り出し方向が同じなので、壁際ぎりぎりに設置可能。

狭小地への提案も可能な機能門柱。
他社比較でも、この投函・取出し方向についてはかなり強調されていた印象。(店長当初の想定通り「オ○ポール」を強く意識している商品。)

LIXIL 2024新商品研修会 郵便ポスト・宅配ボックス共にダイヤル錠式

80サイズまで受取が可能な宅配ボックスの設定が可能。
80サイズのわかりやすい例えはティッシュペーパー5箱パック。

LIXIL 2024新商品研修会本体とベース部分は分離可能。

本体とベースを連結しているビスは6本のため、簡単に分離が可能。
最大のメリットは本体が故障や傷が入った時に、ベース部分を掘り返すことなく本体部分のみ交換する事が可能という事。

そしてそのことはカタログに記載されていない。
20kg相当の重量物なので、こういった現場を考慮した設計は助かりますね。

というのも、この撮影しているサンプルの角は持ち回り品ということもあってか、既にボコボコ。※撮影しないで下さい(笑)との事なのでアップ写真ありません。
リスクヘッジが必要な商品。(どうして機能門柱FKはかなりの重量物なのに一体型にしたのか…)

LIXIL 2024新商品研修会マットブラック

傷や指紋が目立つカラーなので、この色を選ぶ時は「こういうものだ」という割り切りが必要。
サンプル品は持ち回りの割にはきれいな印象。

LIXIL 2024新商品研修会 LIXIL 2024新商品研修会

機能門柱FP・FW ※2023年10月発売済み。

昨年発売開始された商品ということもあったので、機能門柱FPの説明は省略気味。

  1. 機能門柱FPは価格重視。最安設定の照明無しプランは定価48,000円(税別)アルミ形材色でコーディネートしやすい。
  2. 機能門柱FWは「チェリーウッド」・「オーク」を追加、他商品と組み合わせたトータルコーディネートがよりしやすくなりました。
ここからはアイテムをピックアップして紹介
シームレスラインライト

昨年カーポートSCのオプションとして登場した「シームレスラインライト」。
屋根材のサイズに合わせてサイズを特注しなければならず、カーポートSCの奥行きカットが発生する現場ではシビアな商品でした。

なんと、2024年の仕様ではこのシームレスラインライトは現場でカットが可能になります。
黒い光源がない部分を簡単に切り詰める事が出来ます。

切り詰めた後に端部を保護するためのキャップは商品に元から1セットついているので、手配漏れの心配もありません。

セメダインスーパーX端部キャップの固定は市販の接着剤で。
セメダインスーパーXホワイトが推奨。

美彩(12V照明)

エクステリアライト美彩の色温度を少し白っぽい「3000K」から少し赤みがある「2700K」に統一されることに。
商品ごとの明るさのバラツキが無くなることに加え、空間全体が温かみのある明かりになるので、ナイトシーンをより心地良い空間に演出してくれます。

段調光型の人感センサーを屋根に付けられるように。
また、人感センサーとスイッチを併用できるようになったので、使用方法の提案が広がります。

プラスG

離れ仕様に待望の断熱材を追加。
より快適な空間を提案出来るように。

また、天井材にナチュラルホワイトを追加し、コーディネートの幅が広がりました。

デッキベランダ仕様

従来、ベランダ仕様はレストステージのみでしたが、現在販売されているデッキ(樹ら楽ステージ・樹ら楽ステージ 木彫・デッキDS・デッキDC)全てにベランダ仕様が選択できるようになりました。

また、LIXILの見積設計ソフトにてベランダ仕様も設計が出来るようになるため、お客様への提案スピードを上げる事が出来ます。

フェンスAB

片面木調が新たに追加。
人の目に付くところは両面木調を使い、人の目に付きにくい場所には片面木調フェンスを使用することでコストダウンの提案が可能に。

切詰用穴加工治具を新たに品番設定。
従来のプラ段のような治具から、形成樹脂材に材質を変更し強度アップ。繰り返し使えるように。

LIXIL フェンスAB 施工治具従来の施工治具

フェンスAB・開き門扉ABに新色を追加。
低彩度化傾向の住宅トレンドに対応した「ダスクグレー色」、オーク色が追加。

このダスクグレー色は、LIXILの技術を結集しているとの事で、わざわざダスクグレー色専用のサイト・カタログを作るほど。

傷が付きにくいという事が一つのウリになっているので、会場で配布されたカラーサンプルには傷が付きにくいことを実感できるように鉄球が入っていました。
これを他の形材と比較してこすりつけて傷のつきにくさを見てほしいとの事でした。(カラカラうるさい(笑))

LIXIL ダスクグレー色 カラーサンプル傷のつきにくさを試せる鉄球付き

ちなみにこのダスクグレー色はフェンスAA・開き門扉AAに採用されているメタルカラー色とも相性がいいとの事。

LIXILさんが運営しているエンドユーザー向けの情報サイト「リクシルのエクステリアで100のいいコト」の人気コラムのトップ3の1・2位は「フェンス」。

フェンスに興味を持っているユーザーは多いようなので、新商品はしっかりチェックしておきたいですね。

カーポート・駐輪場の基準風速の表記がV0(ブイゼロ)へ統一

表記が変わるだけかと思いきや、柱ピッチが変更となっている商品があるようです。

ECサイトにカーポート・サイクルポートの図面を掲載している方は最新版に差し替えが必要なことになります。

LIXIL ネスカFミニ 2023年2023年カタログのネスカFミニ
29型のA寸法は2,600mm
LIXIL ネスカFミニ 2024年2024年カタログのネスカFミニ
29型のA寸法は1,900mm
センター寄りに変更になっている。

カタログでカーポート・サイクルポートの図面ページに「仕様変更」と書かれている場合は、柱ピッチが変更になっている可能性が高いです。

また、仕上がり意匠も変わることになるので、お客様に提案する時は2024年仕様に切り替えないといけなくなります。

LIXIL カタログ 仕様変更カタログの仕様変更には注意が必要。
(仕上がり意匠が変わっているものがある。)

まとめ

今回は、LIXILさんの2024年新商品研修会の内容をお届けしました。

プロ向けの内容にしたつもりですので、途中説明不足の内容もあったかもしれません。
そして書いてはいけないことも書いているかもしれません。(笑)

新商品は3月発売のものや6月発売のものなど、発売時期が異なる商品があります。
新商品のダイジェストはWEBカタログがアップされていますので、こちらから要チェックです。

当店でも順次新商品を詳しく掲載していきますので、是非ご覧ください。

それでは最後までご覧頂きありがとうございました。

LIXIL 2024新商品研修会研修会のお土産に頂きました!

関連情報

LIXIL:エクステリア総合カタログ2024-2025(LIXIL公式サイトが開きます。)
LIXIL:2024EXTERIOR NEW PRODUCTS DEBUT(LIXIL公式サイトが開きます。)

関連商品
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